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過去のニュース(2015年)

2015.01.08 イベント

14-1で広がる輪とスキルアップ(後編)

京都14-1研究会活動から

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前編で記したように、14-1ラックという種目は奥が深く探究の道のりは長い。だが、台湾では初心者がこの種目から始めるという現実もあり、決して上級者のものだけではなく、レベルに応じた楽しみ方ができるもの。これはエイトボールも同様で、エニーボールならではの特徴と捉えることもできる。

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研究会には新保まり子プロの姿も


さて、先の京都14-1研究会では、球に憑かれた老若男女が夢中になって的球をポケットし、50点を超えるランは当たり前、そんな高水準のプレーがあちらこちらのテーブルで披露されていた。そんな中でこの日優勝を飾ったのは、地元京都のアマチュア・越智伝衛選手だった。県外のトーナメントにも積極的に参戦している越智選手だが、この研究会での優勝は初めてとのことで、仲間に祝福され満面の笑顔でそれに応えていた。

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この日の優勝者は越智伝衛アマ。この研究会での優勝は初


ビリヤードを愛して止まない彼の愛キューはアダムジャパンの『レッドバロン』。こう記している記者も実はこのシリーズは知らず、ネットで調べても情報を拾うことは叶わなかった。何でも40年近く前に生産された品だそうで、使い込まれたシャフトのキュー先は今では9mmほどにまで細くなっている。お世辞にも「カッコいいキューですね」と気軽に声をかけるには味わい深すぎる代物。

だが、その思い入れは一際のもの。過去に盗難に合って諦めていたところ、偶然それを発見することとなり、折れてゴミ同然の状態だったものを修復して今も愛用中とのこと。仲間からは「そんなキューに負けるのは悔しい」、「ゴミ箱から拾ってきたのか?」などと(笑い話として)揶揄されるも、「このキューは完璧」と言って憚らない越智選手は、「このキューがなくなったらビリヤードから離れるかもしれない」とまで。

そこでもしこの記事をご覧になられている方で、レッドバロンを所有されていて「譲ってもいいよ」という方がおられましたら、編集部までぜひご一報を。(cues@bab.co.jp

では最後に今回の参加者全18名の使用キューとタップの紹介を。

使用キュー
エクシード 5名
アダム 4名(内、ムサシ1名)
ギルバート、ジャコビー、ジョスウエスト、ダンディショウ、長谷カスタム、早川工房、マクウォーター、ランブロス、リチャードブラック 各1名

使用タップ
カムイ 6名
レイ 4名
モーリ、斬 各2名
エルクマスター、ブラックポーギー、ブルー、ブルーナイト 各1名

少ないサンプルであり、特定の会における集計なので、地域性なども反映されていると感じます。しかしタップは全体的に柔らか目を選ぶ傾向にありました。

さて、当初の『広がる輪とスキルアップ』から大きく逸れることとなってしまいすみません。ここは撞き手の自由度が高く、臨機応変な対応が求められる14-1のゲーム性に免じて寛容なお心で一笑に付していただければ幸いです。また全国各地で活動中の14-1研究会様、その他特定の種目を定めて活動されている会からの情報もお待ちいたしております。

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プロアマの強者達が集った充実の研究会だったようだ


京都14-1研究会facebookページ
www.facebook.com/Kyotostraightpool

Akira TAKATA