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2013 PartyPoker.net Mosconi Cup

アメリカvsヨーロッパの代表選手による対抗戦として毎年開催されている『モスコーニカップ』。今年で20回目を迎えた年末恒例のビッグイベントが、12月2日、アメリカ・ラスベガスの「The Mirage」を会場にスタートした。

1994年にスタートした今大会の通算成績はアメリカの11勝7敗1引き分け。しかし、ここ5年間ではヨーロッパが4勝1敗（2010年から3連勝中）と大きく勝ち越しており、地元開催で負けられないアメリカは、プレイングキャプテンにジョニー・アーチャー、副キャプテンに大ベテランのバディ・ホール、さらに、5年振りに大会出場のアール・ストリックランド、現在のアメリカのエースとも言えるシェーン・バン・ボーニングなど、豪華なメンバーを揃えてきた。

一方のヨーロッパも、ラルフ・スーケー（ドイツ）、ダレン・アプルトン（イギリス）、ミカ・イモネン（フィンランド）、ニールス・フェイエン（オランダ）、カール・ボーイズ（イギリス）と、プレイヤー5名全てが世界タイトルホルダーという超強力な布陣でアウェイの戦いに臨む。

種目はナインボール（6ゲーム先取・交互ブレイク）。4日間の日程で最大、計21試合を行い、どちらかが先に11勝を挙げれば優勝というフォーマットの中、大会初日には、まずオープニングゲームとして5名vs5名のチーム戦が行われ、その後、シングルス2試合、ダブルス2試合の計5試合が行われた。

初日の結果はヨーロッパの5戦全勝。チーム戦で勝利を飾ったヨーロッパは、アプルトン&ボーイズのペアがロドニー・モリス&ストリックランドを6-3で破ると、3戦目のシングルスではイモネンがヒルヒルでボーニングを撃破。勢いそのままにその後の2試合にも勝利し、最高の形で初日を終えることとなった。

大会2日目の12月3日は、ダブルス3試合、シングルス2試合の計5試合が予定されている。ヨーロッパがこのまま突っ走るのか、アメリカの巻き返しはなるのか。大会はまだ序盤ながら、すでに大きな山場を迎えようとしている。

写真提供／Matchroom Sport