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過去のニュース(2013年)

2013.05.01 プレイヤー

北海道でもプライベートレッスン場が始動!

伊達市で挑戦する小林祐和プロ

先日お伝えした『北海道オープン』。その予選会場で特派員は新しい出会いとともにホットな情報を入手。今回は北海道で育まれているプライベートレッスンの姿と、奮闘するレッスンプロの活動を紹介させていただきたい。

苫小牧市から約50km西に位置する伊達市。ここに『プールステージ』というビリヤード教室がこの春にオープンした。白を基調とした明るい部屋にブランズウィックのテーブルが1台。4月からJPBAのレッスンプロとなった小林祐和(まさかず)氏が創設し、自らレッスン講師を務める。

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レッスンプロ・小林祐和氏


小林氏がレッスンプロになることを決めたのも、教室を始めたのも「ビリヤードが好き」だから。自身も中学3年生でビリヤードに出会い、以降、進学や就職などの事情でブランクは持ちつつも、やはり今もキューを握る。教室を始めた背景には「地元にビリヤード専門店がなかった」ことに対する危機感が、4月という異例の時期にプロライセンスの取得した経緯には、「勢い」と苫小牧『アサンテ』の小山峰紀プロに強く背中を押されたことも要因にあった。

レッスンを始めてみると、生徒が「すぐに上達できる簡単なものではない」ことに気付かされたという。本人が学生時代に約1年でA級選手になった経歴を考えれば、歯がゆい気持ちも芽生えたことだろう。ただし「焦らず気長に頑張っていきたい」と、地道にレッスン活動を続けていく姿勢でいる。

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『プールステージ』ではゆとりあるスペースでレッスンを受けられる


ビリヤード場が適度に分散して近隣店舗との過剰な競合を避けることが望ましいだろうが、今はそれ以上に『ビリヤード場がないエリアの増加』が業界の懸念事項となっている。人口密度を考えると北海道の事情は殊更深刻なもの。だとすると、旧来のビリヤード場だけでなく、テーブル1〜2台の『レッスン場』というスタイルのニーズも必然のものとなる。

こうして始動したビリヤード教室。まだ小規模ながら、初代のレッスン生がマイキューを購入するところまでたどり着いた。「西胆振地区(伊達市および近郊)に住んでる方で、この記事をご覧になりビリヤードに興味があるのであればご連絡下さい。責任を持ってあなたをプレイヤーに育てて見せます」とは小林氏から読者に、特に北海道の西胆振地区の方へのメッセージ。教室の詳細は下に記すので、興味を持った方はまず気軽に相談してみてはいかがだろう。

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『プールステージ』に通うレッスン生3名


先月に紹介した大阪の『POOL STUDIO』や昨年末に掲載した『函館のビリヤード普及活動』などと並んで、ビリヤードを普及させるための新たな試みとして『プールステージ』の動向にも注目していきたい。そして業界全体としてノウハウを共有して、相互にヒントを得て活動に生かせるよう、本サイトでも情報を発信していく重要性を強く認識している。

ぜひ他にも「こんな活動があるよ」という情報をお持ちの方はcues@bab.co.jpまでご連絡いただければ幸いです。
Akira TAKATA

■ビリヤード教室 プールステージ
レッスン時間:20:00〜22:00・週1回
レッスン料:7,000円/月
focebookページ:http://www.facebook.com/poolstage.kobayashi
講師:小林 祐和(JPBA北海道支部 所属プロ)
住所:〒052-0013 北海道伊達市弄月町232-1
電話番号:0142-82-3131
E-mail:masakazu@winetweb.com