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過去のニュース(2013年)

2013.02.07 トーナメント

梅田竜二、竹島欧が日本代表に!

第4回アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ スリークッション日本代表選抜戦

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梅田竜二は銅メダルを獲得した前回大会に続き2度目の代表選出となった


2月7日(木)第4回アジアンインドア・マーシャルアーツゲームズのキャロム部門、スリークッション日本代表を決める選抜戦が行われ、梅田竜二竹島欧の2名が日本代表選手に決定した。会場となったのは東京都渋谷区の『幡ヶ谷倶楽部』。

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竹島欧は初のインドアゲームズ日本代表に


この日戦ったのは、過去3年の全日本選手権者と第2位選手である梅田、竹島、そして界敦康の3名。出場資格者としては'10年に全日本を制した森陽一郎(JPBF)も含まれていたが、森がすでに日本代表に確定しているワンクッションに専念するために出場を辞退。結果、以上の3名でスリークッションの代表枠2 つを争うこととなった。

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初戦は梅田vs界


選抜戦は40点ゲームの総当たり戦で、まずは午前11時に第1試合の梅田vs界戦がスタートした。この試合は序盤互いに当てあぐねる展開から、15キュー目に界が11点ランを繰り出して一歩抜け出すと、梅田も17キュー目に10点ランをお返しして27−25と逆転。ここからゲームは梅田ペースとなり、順調に得点を重ねて28キューで40点に到達。界はその裏で2点に止まり、第1試合は梅田の勝利となった。

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この日のハイラン11点を出した界であったが、中盤以降に伸びず梅田に敗戦


続く第2試合はここで勝てば早々に代表決定となる梅田と竹島の対戦。この試合もまた中盤まではどちらも走り切れない展開となり、20キューを終えて竹島が23−21とリード。しかし、やはり勝負所の後半に集中力を増し得点を重ねたのは梅田。22キュー目からの6キューで17点を挙げ、終わってみれば第1試合とほぼ同様のペース、29キューでフィニッシュし、2連勝でまずは1人目の日本代表に決まった。

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会場は『幡ヶ谷倶楽部』。緊迫した空気の中で闘志漲る3試合が繰り広げられた


最終戦となった第3試合は竹島vs界。共に1敗同士で勝った方が代表となる生き残り戦となった。そしてこのゲームで素晴らしいプレーを見せたのが竹島。初球4点からスタートすると、序盤から着実に得点を積み重ね、14キュー目には7点ランを繰り出して15キューを終わった時点で30−11と大きなリードを奪う。

ここから界も反撃に出たい所であったが、竹島が18キュー目から5点、1点、4点を挙げ、20キュー、ジャスト2アベのベストゲームを演じて2人目の代表選手に決定した(詳しい結果はコチラ)。

これでキャロム代表はワンクッションの町田正、森を加えて4名全てが決定。今日まででポケット(プール)代表の水下広之栗林達河原千尋夕川景子、さらにスヌーカー代表の栗本高雄と併せて9名の日本代表選手が決定したこととなる。

なお、今週末の10日(日)には、東京都荒川区の『スヌーカークラブ』において『スヌーカー日本代表選考会』が開催され、残り2名のスヌーカー代表選手が決まる予定となっている。