ビリヤードウェブキューズは『CUE'S』誌が運営する総合情報サイトです

9月23日（日）?24日（月・祝）に、東京都新宿区にある『ビリヤード小林』にて第29回3Cジャパンカップが開催された。フォーマットは30点ゲームのシングルトーナメント。日本人選手はシード、地区枠、東日本予選通過者を合わせて39名。海外からは外国人枠・特別枠として韓国の選手8名。前年度優勝のダニエル・サンチェス。合計48名が凌ぎを削った。

カン・ドンゴンはベスト16で新井達雄、ベスト8で宮下崇生を倒し、危なげなく準決勝まで駒を進めた。迎えた準決勝の相手は前年度優勝のダニエル・サンチェス。勝負の行方はサドンデスまでもつれる激闘となったが、カン・ドンゴンが決勝への切符を手に入れた。ダニエルサンチェスは連覇ならず。

決勝は韓国勢同士の決勝となった。ここでもカン・ドンゴンは準決勝の疲れを感じさせない高い集中力と鋭い眼光で30?25でオー・ソンウクを倒し、ジャパンカップ初優勝を飾った。

日本人選手の最高成績はベスト8の宮下と森雄介。2006年の甲斐譲二以来、日本勢がなかなか勝てていない本大会。ジャパンカップ優勝は来年以降の大きな課題となった。

写真提供/Billiards Days