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過去のニュース(2018年)

2018.08.06 トーナメント

栗林美幸ツアー第4戦優勝!

全日本女子プロツアー第4戦

北海道札幌市では8月4日?5日(土・日)でポケットの女子ツアー戦である「全日本女子プロツアー第4戦」が開催されていた。

アマチュア9名、プロ29名が参戦した大会は、決勝会場「Vivapool」所属の平口結貴など、JPBA勢8名が5日(日)の決勝へ進出した。平口は曽根恭子を7-5で破り2回戦に進出するも、栗林美幸との対戦で1-7で敗退し惜しくも地元での優勝は叶わなかった。

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左から、3位タイ・土師理恵子、優勝・栗林美幸、準優勝・河原千尋、3位タイ・和泉早衣子


準決勝は、河原千尋 vs 土師理恵子、栗林美幸 vs 和泉早衣子のカードとなった。河原 vs 土師のゲームはファーストラック以外河原が譲らず7-1で終了。河原がツアー3連勝をかけて決勝へと駒を進めた。一方の栗林 vs 和泉戦は追いつ追われつのシーソーゲームとなった。2-2で迎えた第5ラックから栗林が3ラック連取するも、次ラックからは双方のシュートミスが目立つようになり、その中でじわじわと和泉が追い上げて再び5-5のタイに。お互い苦しい中でセーフティを有効に決めた栗林が最後の2ラックを取って決勝へ進出した。

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河原千尋


決勝戦は河原のブレイクから始まり先制するが、第2ラックから栗林が3連取して3-1に。第3ラックではジャンプインも成功させるなど、栗林は準決勝終盤の調子の悪さから復調したように見えた。対象的に河原は首を傾げる場面が多く、攻守共にイメージ通りのプレーが出来ていないようだった。続く第5ラックは栗林のスクラッチミスで河原が1点返すも、その後の2ラックはまた栗林が連取カウントは5-3、リーチまであと一歩と迫る。しかし、ツアー2連勝中の河原は大人しく引き下がらずに粘りの1点を返し4-5に。両者譲れない第10ラック、河原がセーフティ戦を制し、途中のコンビも上手く決めて取り切るかに見えたが6番でシュートミス。栗林がリーチをかけた。第11ラックはセーフティ合戦となった2番を河原が穴前に残し、栗林がそこから取り切る形で7-4で勝利、5月の「大阪クイーンズ」に続き今期2度目の優勝を決めた。


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優勝を決め嬉しそうな栗林美幸


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写真提供:On the hill!