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過去のニュース(2018年)

2018.06.21 ジャパンオープン

【JOカウントダウン Vol.7】観戦に行こう!

JO観戦の魅力に迫る

みなさんはジャパンオープンの観戦をしたことがあるだろうか。まだないという方にはぜひ会場に直接足を運んで、生の試合観戦をお勧めしたい。ということで、今回の【JOカウントダウン】はJO観戦の魅力をお届けする。

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日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)のポイントランキング対象の大会はそれぞれ獲得できるポイントが異なる。JOはG1クラスに該当し、全日本選手権の次に大きな大会だ。それ以上に、JOでの優勝は一つのステータスとなっており、頂点を目指した熾烈な戦いが予選から決勝日に至るまで3日間繰り広げられる。

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昨年の準決勝。大井直幸 vs 北谷好宏


シビアな戦いとなるJOだが、アマチュアからの人気も高い。誰でも参加できるオープン戦として国内最大の規模を誇るJOは、アマチュアプレイヤーにとってはトップトーナメントの雰囲気を味わい、そしてプロと真剣勝負ができる良い機会となっている(もちろんトップを狙うプレイヤーも多数)。

7月14日(土)から3日間に渡り開催される大会は初日と2日目が予選日に当たり、女子の予選は7月15日(日)に男子の予選2日目と平行してスタートする。初日の予選から観戦可能だ。男子の予選初日は都内の6会場に分かれて行われ、翌日に開催される女子の予選は2会場で進行する。男女とも、1枚のチケットで全会場に入ることができる。観戦は立ち見のみだが、会場によっては座る場所があったりもする。

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予選が進むにつれてプロ同士の試合が必然的に多くなる。
写真は栗林美幸 vs 後藤田佳奈のカード


女子の予選日に当たる7月15日(日)は男子予選2日目でもあり、「つぶし合い」とも言うべき激戦が、会場の「ビリヤード・ロサ」で繰り広げられる。というのも、400名以上がエントリーする中で初日を突破し「ロサ」に集まる128名というのは、本当に「強い」選手ばかりなのだ。

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昨年優勝の張榮麟が座る隣の台では塙圭介がプレーする。
男子2日目は始終このような光景が眼前に広がる


海外勢に始まりJPBAのプロ達、そしてトップアマ達がずらりと揃い、ベスト128から決勝へのわずか16枠を競う。会場中を包む気迫、熱気、緊張感。そんな「勝負」の全てがぐっと濃縮された空間で、間近で観るハイレベルな試合。特に決勝日進出のかかったベスト32戦は、例え気になるプレイヤーがいなかたっとしても楽しめること間違いなしだ。男子2日目はCUE'S編集部の推し観戦日でもある。

そして最終日、決勝トーナメントまで勝ち進んだ男子16名と女子8名がニューピアホールの特設会場に集まる。決勝日の観戦は、立ち見と指定席の2種類がある。座って全てのテーブルを見渡しながらゆっくり観戦するもよし、立ち見で気になる選手の試合をじっくりみるもよし、自分に合った観戦ができる。

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スクリーンを通して試合を観るのも良いが、スポーツには現場でしか感じられない空気感がある。雰囲気や、選手の気持ち、息遣い、それらを直に肌で感じることができるのが観戦だ。ぜひ決勝は華やかな特設会場で選手と一体となって会場の雰囲気を味わいながら、JOを楽しもう。