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5月15日?20日（火?日）、中国・上海の『?湾体育?（Luwan Arena)』にて、「World Cup of Pool 2018」が開催される。世界各国の32チームが優勝賞金60,000USDをかけて世界最大のナインボールダブルス戦を戦う。

昨年決勝戦でアメリカを10-6で制しタイトルを獲得したオーストリアは、アルビン・オーシャンとマリオ・ヒーの昨年と同じコンビで出場する。初日の1回転目にチリを相手に2年連続優勝へ向けて大会をスタートする。

2度優勝経験のある主催国・中国は、地元での3度目の優勝を狙う。主催国は2チーム参戦でき、チームAはWPA世界ランキング11位、21位の劉海濤と呉珈慶がタッグを組んで出場する。他にも最多の3度優勝を誇るフィリピンはカルロ・ビアドとジェフリー・デ・ルーナのペアが参戦するなど、世界トップクラスのプレイヤーが顔を揃える。

初戦、注目が集りそうなのは、アルバニア vs 台湾の一戦だ。アルバニアには昨年プロ入りし飛ぶ鳥を落とす勢いのクレンティ・カチ、一方2015年優勝の台湾には鄭?軒と張栄麟のトップペアだ。両者の試合は5月16日（水）現地時間13:30開始予定だ。


日本からは、大井直幸と栗林達が2015年以来2度目となるペアを組んで参戦。15年の3位タイという戦績は、2007年の大井・川端聡のコンビと並び、日本として最高順位だ。大井は昨年も出場し土方隼斗と組んでベスト8まで駒を進めた。昨年のワールドプールマスターズで大井のインタビューが人気を博し世界中で拡散されたが、ワールドカップのインタビューでも一暴れしていた。



初戦は予選最終日、5月17日（木）現地時間13:30からスウェーデンと対戦する。大井が今年のインタビューでどんな受答えをするか関心が集りそうだが、栗林とのコンビで世界の強豪相手にどんなプレーを見せてくれるのか、こちらもぜひ注目を。対戦組み合わせやスコアは大会ホームページから確認できる。






写真提供：Matchroom sport