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『全日本14-1オープン選手権』が今週末に迫ってきた。ナインボールやテンボールのトーナメントが多数を占める国内で、14-1ルールで行われる公式戦は数えるほどしかない。その中でプロ、アマチュア問わず参加するオープン戦は今大会だけだ。

今年で46回目を迎える「14-1オープン」は132名がエントリーしている。まず5月19日（土）に都内の3会場で予選が行われ、翌日の決勝トーナメントは、『ビリヤード・ロサ』にてベスト16より100点先取のシングル・イリミネーションで開催される。


昨年の大会は羅立文が14-1大国台湾出身者としての実力を発揮し、4度目の優勝を果たしている。この記録は、奥村健と高橋邦彦のレジェンド2人に並ぶものだ。


ちなみに、奥村はポケットからキャロムのプロプレイヤーにに移行して尚、この大会だけは毎年出場している。昨年の大会ではベスト8でのそんな奥村と羅の好カードに注目が集っていた。今年この3名が初日から『ビリヤード・ロサ』に集まり、予選から目が離せない展開となりそうだ。


運要素が少なく難しいと言われる14-1だが、そんなゲームをプロらが大会でプレーしているのを観ることができるのは今大会だけだ。観戦は両日とも無料なので、ぜひ試合会場に足を運んでみてはいかがだろうか。