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過去のニュース(2018年)

2018.05.04 トーナメント

清川正士プロがORC初戴冠

第35回ORCオープン


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第35回ORCオープン初優勝の清川正士(JPBA)


4月29日(日)、大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』を決勝の舞台とし(予選はマグスミノエを併用)、『第35回ORCオープン』が開催された。この大会は、第1回大会から現在までローテーションを競技種目として争われる。『大阪ローテーションクラブ』(ORC)を主催、主管とし、JPBA、JAPA、JAPA関西(KRC、HRC、WRC、NRC、SBC、ORC)の6クラブが協力して行われている。

関西圏を中心に、毎年多くのプロ、アマチュアプレイヤーが競う今大会。今年はJPBAプロ14名(内、女子プロ2名)を含む14名が、予選180点先取(アマ女子、B級は140点先取)、決勝240点先取(アマ女子・B級は180点先取)のフォーマットで白熱したローテーションバトルを繰り広げた。

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大会ベスト4。左から児玉利洋(JPBA)、清川正士、杉原匡(JPBA)、瀬戸山巌(Z九条)


大会初優勝を果たしたのは、地元大阪の清川正士。 準々決勝で昨年の覇者吉岡保俊(ORC Z九条)を下すと準決勝で児玉利洋を退け、同じ大阪の杉原匡との決勝戦に。清川は一時は90-160まで水を空けられたが、怒濤の追い上げを見せ逆転に成功。粘り強いプレーで会場を沸かし、大会初戴冠となった。

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主催・主管ORCの下、今回も濃密な戦いが繰り広げられた


清川は予選3組で田中裕也(ナイン)に敗れ、敗者ゾーンからの勝ち上がりとなった。決勝での最終スコアはW-160。杉原という実力者相手に45歳にして掴んだ大会タイトルは、そこに至るまでの経験と忍耐、挟持を感じさせるものだった。

写真提供/JAPA