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2018.05.05 トーナメント

決戦は5月5日! ベスト8が出揃う!

第75回全日本スリークッション選手権大会

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昨年覇者の界敦康は、苦しみながらもベスト8に進出


5月3日(木・祝)にスタートした、寬仁親王杯をかけてスリークッション日本一を争う『第75回全日本スリークッション選手権大会』。4日までに予選リーグからベスト16戦までが行われ、準々決勝に進む選手が決まった。

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会場となっている『成増アクトホール』特設会場


出場42名を3名×14組に分け、それぞれ30点ゲームの総当たりリーグで戦われた予選では、昨年の選手権者、界敦康を筆頭に、大会優勝経験を持つ新井達雄梅田竜二船木耕司小林英明島田暁夫らJPBFトップ勢が通過を果たした。

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神原正嵩、全日本初のベスト8進出


さらにJPBFからは、萩原孝昌熊澤崇真野正光、神原正嵩、森雄介、小野寺健容、女子プロとして唯一勝ち残った肥田緒里恵がベスト16へ。この他、今回はアマチュアプレイヤーが健闘し、昨年の全日本アマチュアスリークッション選手権優勝の田中亮一、北浦昭博、東北代表で船木耕司の子息でもある船木翔太が勝ち残った。

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アマチュアとして唯一ベスト8に進出した北浦昭博


ここから40点ゲームとなるベスト16戦の組み合わせは萩原vs小野寺、界vs熊澤、神原vs真野、島田vs肥田、新井vs田中、小林vs北浦、梅田vs船木翔太、森vs船木耕司。この中から、まずは新井が田中を29キュー、40-38でベスト8一番乗りを決めると、島田が肥田を40-37(33キュー)で振り切って勝ち残り、小林vs北浦、神原vs真野はともにロングゲームとなったが、北浦、神原が勝利した。

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梅田竜二は船木翔太の挑戦を退け最終日へ。


注目のカードが揃った4日の最終回転、小野寺が萩原を下すと、船木翔太の挑戦を受けた梅田が40-24で貫禄の勝利を決める。船木耕司と森雄介の試合は先行する船木を森が捉え、終盤まで白熱の展開となったが、35-39ビハインドの状況から森が5点ランで逆転を果たして劇的な勝利。最後の決着となった界と熊澤のゲームは49キューに及んたが、40-33で長い戦いを制した界が、昨年に続く連覇に向けて最終日に臨むこととなった。

5日の最終日は準々決勝から決勝までの3回転、組み合わせは小野寺vs界、神原vs島田、新井vs北浦、梅田vs森。準々決勝のスタートは午前10時50分の予定だ。