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過去のニュース(2018年)

2018.01.28 ビリヤード検定

ビリ検課題を使ったチーム戦!?

ビリヤード上達サーキット進行中

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『第10回ビリヤード検定』の開催までいよいよ1ヵ月を切りました。現在全国のビリ検開催店では受検者募集を行っていますので、初めての方も継続して受検している方も、ぜひ半年に一度の腕試しの機会をお見逃しなく!

さて、今日は本番を前に、ビリ検とは少し違うのですが、現在試験的に行われている、ビリ検のショット課題を使った新たな試み『ビリヤード上達サーキット』を紹介してみたいと思います。

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ビリヤード上達サーキットのベースはビリ検課題


『ビリヤード上達サーキット』とは、簡単に言えばビリ検の課題を使って行う団体リーグ戦。これまでのナインボールやテンボールといったゲームによる対戦ではなく、課題配置をどれだけの精度で成功させられるかを基準にした純粋なショット力対決で勝敗を決めるという「試合」です。

これは『ビリヤード教室?柏の葉?』を主宰し千葉県を中心にして、毎回ビリ検にも参加しながら、上級者からビギナーまでのレッスンを行っている町田直プロが考案したもので、ここにビリ検テクニカルアドバイザーの有田秀彰プロ、ビリヤード検定委員会が協力する形で、シミュレーションからスタート。現在は千葉県の『Anything』『ビリヤード南流山』『MJ』の3つのビリヤード場に4チームがあり、週に一度ホームアンドアウェー形式で、試験的なリーグ戦が行われています。

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右が町田プロ。この日『Anything』には有田プロも見学に訪れました


1月21日(日)、『Anything』で行われた1試合にお邪魔して、その様子を取材させて頂いたのですが、3対3の戦いは個人戦あり、チーム戦ありでなかなかエキサイティングでした。参加者はグレードA1からC2までの総勢6人でしたが、対戦ではそれぞれが自身のグレードの課題に挑戦していくので、A1とC2が対戦する時もノーハンデで、自身の成功回数で勝敗が決まるので緊張感もかなりのものでした。その模様は2月2日(火)発売の『CUE'S3月号』でも紹介していますので、ぜひこちらもご覧下さい。

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グレードもビリヤード歴も年齢も様々な皆さんがビリ検で楽しく熱く戦いました


ビリ検のルールはもちろんのこと、課題配置の難易度、セットの方法、さらにビリ検受検の際の受検グレード決定の目安などについても、楽しみながらわかってしまうこの試み。試験的なリーグ戦は2月25日に最終戦を迎えますが、今後もさらにブラッシュアップを重ねながら、開催範囲を拡大した形での次回リーグ戦の開催も予定しているとのことです。

仲間と共に競いながら楽しくスキルアップできる新たなビリヤードツールとして、ウェブキューズでも引き続きその様子を追って行きます。