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World Cup of Pool 2017

日本から大井直幸＆土方隼斗（共にJPBA）ペアが出場している『World Cup of Pool 2017』が、13日（火）にイギリス・ロンドンの『ヨークホール』を会場に開幕した。

今大会には、世界31ヵ国から32組のトッププレイヤーが出場し、18日（日）までの6日間をかけて、ペアマッチで世界ナンバーワンの座を争うもので、WPAの世界ランキング対象のトーナメントではないものの、ビリヤード界のメジャータイトルの一つと数えられている。

大会初日の13日はオープニングマッチとなったドイツvsマルタ戦を含む、1回戦6試合が行われた。この日勝利を挙げたのは、2011年の優勝ペア、トーステン・ホーマンとラルフ・スーケーのドイツペアの他、ロシア、カナダ、スペイン、スコットランド、インドの5ヵ国。その中で最大の番狂わせを演じたのが、優勝候補の一角とされていたイングランドA（ダレン・アプルトン&マーク・グレイ）を下したインド。


ロンドン在住のラジ・フンダルとアメリカ・カリフォルニアで生まれ育ったアマール・カンのペアは、調子の上がらないイングランドペアを一気に攻めて7-4。何が起こるかわからない7ラック先取のショートゲームではあるものの、現地の予想を大きく覆す勝利を挙げた。


気になる大井&土方の日本ペアは、現地14日午後6時30分（日本時間15日午前0時30分）からタイを相手に1回戦を戦い、そこで勝利を収めれば、次の相手は13日にオーストラリアを下したカナダ（アレックス・パグラヤン&ジョン・モーラ）となる。まずは昨年3位の日本ペアの好発進に期待したい。

写真提供：Matchroom Sport