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2017.05.24 トーナメント

アマチュアナインボールの祭典は今週末開催〜その1〜

全日本アマチュアナインボール選手権大会

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アマチュアポケットビリヤードの競技会は現在、特設会場で行われる全国規模のハイレベルなトーナメントから、初心者でも気軽に参加できて、日常ではなかなか味わえない緊張感とともに、ビリヤードの面白さを体感できるものまで、日本の各地で様々な形で行われている。

今週末の5月27日〜28日(土・日)の2日間の日程で、兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホールオクト』特設会場で幕を開ける『全日本アマチュアナインボール選手権大会』(アマナイン)は、その中にあって、全国のアマチュアプレイヤーにとって憧れの舞台となっているトーナメントの一つ。主催は『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)で、『全国ビリヤード場連合会』と『大阪府ビリヤード組合』の主管によって開催されている長い歴史を持つ大会でもある。

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会場となるのは兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホールオクト』特設会場


アマナインは、全国のトップアマチュアが競うA級、Aクラスへのステップアップを目指すプレイヤー達によるB級、そして近年レベルアップが著しい女子級の3つのカテゴリーで行われる。それぞれ今年でA級が41回、B級が33回、女子級が18回目を迎え、A級とB級に128名、女子級に64名の計320名が出場する、まさにアマチュアナインボールの祭典とも言えるトーナメントだ。

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昨年の各級優勝者。左からB級・橋本崇史(大分)、女子級・松房ゆかり(和歌山)、A級・小川徳郎(神奈川)


競技スポーツとしてポケットビリヤードに打ち込むプレイヤーにとって、アマナインに出場すること、そしてここでタイトルを獲得することは大きな目標となっているが、それに加えて、アマナインが魅力ある大会であり続けている理由の一つに試合会場が挙げられる。

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アマチュアプレイヤーにとってこの舞台は大きな憧れの一つだ


『あましんアルカイックホールオクト』特設会場は、ビリヤードファンであれば誰もが知っている、日本ポケットビリヤード界にとっての国立競技場、ウェンブリー・スタジアムと言えるほどの特別な空間。ここには毎年国内外のトッププロが集い、日本最高峰のトーナメント『全日本選手権』が行われているのだ。アマナインに出場しているトップクラスの選手達の中には、全日本選手権でのプレー経験があるプレイヤーも多いが、それを含めて、全日本選手権と同様に整えられた最高の環境でプレーできることは、全国アマチュアプレイヤーにとって何ものにも代え難い体験となっているのだ(明日に続く)。