6月4日（日）に『第30回全関東学生ナインボール選手権大会』が開催される。会場は東京・渋谷の『CUE』。予選は3ラック先取、決勝トーナメントは4ラック先取、どちらもシングル・イリミネーション（フォーマットは人数によって変更あり）。関東甲信越地区に在学・在住していて、CSカードを取得している学生ならば誰でも出る事ができる。
試合会場となる東京・渋谷『CUE』（写真は全日本選手権時のもの。当日は服装自由）
学生の公式戦と言えば『全日本学校対抗ナインボール選手権大会』『全日本学生ナインボール選手権大会』があるが、学校対抗が17回、全日本が3回の開催なのに対して、全関東学生ナインボール選手権大会は今回が第30回目の開催と、古い歴史がある。近年でこそ参加人数は縮小傾向にあるが、10年ほど前はCクラスから上級者まで、腕前の如何に関わらず100人を越える規模の学生が集まり、鎬を削っていた。学生にとってはイベント的意味合いもある大会だ。
学生の公式戦では、ビリヤードや試合を通じて、他大学の学生どうしで交流が生まれる、というシーンがよく見られる。同じビリヤードをプレーする学生であるということが互いの距離を縮めるのだ。こういった事も学生選手権ならではの特色であり、魅力的なところだ。また、普段社会人も交じったトーナメントに敷居の高さを感じていたり、腕に自信のない人も、公式戦とは言え服装自由（サンダル、半ズボンは厳禁）、周りは学生のみ、なので気軽に参加する事ができる。
学生タイトルを手にしたい、という人や、試合に出てみたい、他の学生と仲良くなりたい、という人も出場する理由はそれぞれ自由だ。そして出場した全ての人は学生の公式戦に出た、という勲章と思い出を手にする事ができる。サークル等の友人らと誘い合わせてぜひ参加してみてはいかがだろうか。
出場費は3,000円。『CUE』、『山水』（東京・高田馬場）、『コモルーム』（神奈川）の店頭からエントリーする事ができ、電話受付もNBA関東支部にて受け付けている。電話番号は03-5770-7911。ただし、電話受付の場合は出場費は事前振込、当日払いは500円アップとなる。出場締切は5月29日（日）。
写真提供／林伸高
