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過去のニュース(2017年)

2017.03.31 トーナメント

SL制限ナシの『JPAマスターズリーグ』とは?(後編)

JPA MASTERS LEAGUE

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上級者達が競う『JPAマスターズリーグ』について本日はより詳しく解説


昨日に引き続き、『JPAマスターズリーグ』についてご紹介していこう。実際にリーグ戦の現場を見たのは東京都大田区の『パラダイス』で行われた1戦だ。

4名の登録メンバーの内、3名がその1戦に出場し、7ゲーム先取のシングルス戦が3試合行われるという格好だ。ゲームはバンキングからスタート。バンキングの勝者は「ブレイク権」か「ゲームの選択権」を得る。バンキングの勝者がブレイク権を取れば、相手はゲームを選択することができる。ゲームの選択というのは最初にナインボールを行うか、エイトボールを行うか、というセレクトだ。

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ナインボールは9番だけが得点となる通常のナインボールで行われる


ナインボールが選択された場合は、まずナインボール8ゲームを行う。そして、その間にどちらかが7点に達しなかった場合は7点に達するまでエイトボールで戦うことになる。エイトボールが選択された場合は先にエイトボールを5ゲーム行い、残りのゲーム数をナインボールで争うことになる。通常のビリヤードトーナメントにはない、「メドレー」のような形式と言えるだろう。

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エイトボールとナインボール、1試合の中で両方が種目となる


そして単純に3戦のうち2勝したチームが勝ちという訳ではなく、3戦の総獲得ゲーム数がそのままチームにとってのポイント数になる。例えば6-7、6-7、7-0という具合に決着した場合は総獲得ポイントで19-14となるので、1勝のチームの方がポイント数は上、ということになる。このポイント数を1シーズンあたり10数試合を通じて加算していき、最終節を終えてポイント数が多いチームがリーグ戦の1位となるのだ。

また、ナインボールにおいてはプッシュアウトが採用されていたり、ジャンプキューが使用できる、といったことも通常のJPAとは異なるポイント。

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女性プレイヤーも参加中だ


試合の様子を見れば『マスターズ』の名前の通り、参加メンバーはSL7〜9と上級者達が揃っており、雰囲気も少し真剣モードが増している感じだろうか。しかしながら、試合中には仲間を励まし、試合後には敵味方関係なく讃え合う姿は通常のJPAと同様だ。

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この日試合を行った『GoldenGoose』(パラダイス)と『Highball』(ミスタースポーツマン学芸大学)のメンバー達


この日の出場者で言えば、何年もJPAを続けてきたメンバーが中心。話を聞けば「いつもはSL制限のために同じチームになることができないお店の仲間とも一緒になることができるのが良いです」、「ナインとエイト、交互にやるのが難しさもあるがまた面白いですね」と東京では始まって間もないこのマスターズリーグが既にプレイヤーに受け入れられ、楽しまれている様子が伺えた。また、通常のJPAリーグだと高SL同士の対戦は避ける傾向にあるが、ここではその対戦に必ずなるという点でもJPAメンバーにとって新鮮なポイントだという声も聞かれる。

さて、現在行われているのは5月末までの春セッションのリーグ戦となっており、夏セッションは6月初旬からのスタートとなる。その前には募集が行われることになるので、既存のJPAメンバーだけでなく、これからのJPAデビュー、そしてマスターズリーグデビューを今年、果たしてみてはいかがだろうか。その情報はJPAブログにて発信される。

JPAマスターズリーグについて/JPAブログより