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過去のニュース(2017年)

2017.03.27 トーナメント

男子は沖縄、女子は長崎から代表に!

第26期球聖戦、第9期女流球聖戦・西日本A級戦

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第26期球聖戦・西日本代表は宮城龍馬(沖縄・写真右)。左は2位となった豊濱朝弥(沖縄)


3月26日(日)、大阪市内の2会場で『第26期球聖戦』と『第9期女流球聖戦』の西日本A級戦が開催された。会場は男子が『玉出ビリヤードACE(西成区)』、女子は『マグスミノエ(住之江区)』。この大会はご存知の通り各地区予選に始まり、東日本と西日本の代表1名を決めて、その両者が昨年優勝者(球聖位)への挑戦権を懸けて戦うシステムで、アマチュアポケット界における最大級で最高峰のナインボールトーナメント。

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男子会場となった『玉出ビリヤードACE』


まず男子ではシードを含む64人が集結。8組に分かれてダブル・イリミネーションの予選を行った後、16名のシングルトーナメントで1枠の代表者を決めた。ここで注目を集めたのが、沖縄県勢。シードの川畑直弘を含む3名の出場者全員がベスト8へ進む。さらに準決勝では沖縄の新鋭・豊濱朝弥が吉松伸樹(香川)をストレートで下すと、逆の山でも沖縄のエース格の1人である宮城龍馬が奈良の増成亮太とのヒルヒルに及ぶ接戦を制して、決勝戦は沖縄対決に。

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ファイナルでは先輩・宮城が貫禄を見せた


ファイナルでは3-0、5-1とリードを奪った宮城がアドバンテージを守り切り先輩の貫録を 見せる勝利を収めた(スコアは7-3)。宮城は「先にリーチをかけられた試合も多かったけどツイていました。(同じ沖縄県勢が)誰も負けないので、自分も勝ちたいという気持ちを持ち続けられました」と仲間の躍進に発奮した様子。敗れた豊濱も「初出場でピリピリした空気や難しいコンディションの中で得るものが多かったです。また来年来ます」と、今回の経験がさらなる飛躍の糧になりそうな気配だ。

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第9期女流球聖戦・西日本代表は中村舞子(長崎・写真右)。左は2位となった布川明子(大阪)


女流球聖戦A級も例年通り、こちらは16名で予選を行い、4名でシングル・イリミネーションに。勝者側から負けなしで残ったのは酒井美希(和歌山)と布川明子(大阪)という関西勢。酒井の相手は長崎の中村舞子、布川の相手は愛媛の永岡さつき。本命格が出揃った中、中村は高いショット力を、布川はクレバーな組み立てを武器に、揃って4-0とダッシュを決め、それぞれ決勝戦の切符を手中に収めた。

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女子会場となった『マグスミノエ』


決勝戦では、疲れが出たのか布川本来のパフォーマンスが出ない間に、中村がグイグイと ゲームを引っ張り7-2のスコアで代表の座を射止めた(決勝のみ7先)。「初めてのA級戦。調子が上がらない中でよくここまで来れたと思います。でもここまで 来たら勝ちたかったけど頑張り切れませんでした。次のアマナインで頑張ります」と、 布川は1日を振り返り、次の大会に向けて気持ちを切り替えていた。

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ファイナルでは中村が存分に力を発揮した


過去に女流球聖戦はもちろん、男子の球聖戦でも九州から球聖位は誕生していない。中村は「私は首にヘルニアを抱えていて、年齢的なことも考えて『今年しかない』という気持ちで来ました。東日本には憧れの、素晴らしい選手が揃っていますが、誰と対戦することになっても、全力で頑張ります」と決定戦(前女流球聖位がプロ転向のため東西代表戦がこれを兼ねる)への意欲を燃やしていた。

東西決戦は女流球聖戦が4月9日(日)に『マグスミノエ』で、球聖戦は4月15日(土)に 広島の現球聖位である大坪和史が所属する『みゆき』で行われる。春のアマチュアポケット界の祭典はいよいよ佳境を迎えた。とびきり大きな栄冠に向かって、2人の西日本代表が最後の仕上げに入る。

Akira TAKATA