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DVD『羅立文のパーフェクト14-1』が9月20日(火)発売

先頃終了した『World Tournament of 14.1』。既報の通り、日本から唯一参戦したJPBAの羅立文プロが最後は優勝したミカ・イモネン(フィンランド)に敗れるものの、過去3度優勝のトーステン・ホーマン(ドイツ)を下すなどで3位タイの好成績でフィニッシュした。

羅プロは3度に渡って『全日本14-1オープン選手権大会』を制するなど、国内において14-1の名手として知られてきた。その実力が日本の範疇に留まらない、世界標準であることが証明された大会だったのではないだろうか。

羅立文プロが自ら様々な技術や知識を解説していく

そんな羅プロが出演・監修を勤めるインストラクションDVD『羅立文のパーフェクト14-1』が来週の9月20日(火)に発売となる。14-1は現在の日本国内で言えば少々マイナーな種目。しかしながら、ポケットビリヤードに必要な技術がぎゅっと詰まったゲームだ。

14-1が上手いプレイヤーは、ナインボールやテンボールでもその強さを発揮している。それは今年『アジア選手権』連覇を果たした羅プロ自身を始め、今大会上位にはイモネンやホーマン、あるいはアール・ストリックランド(アメリカ)やダレン・アプルトン(イギリス)など世界チャンピオンが多数いるという事実が証明しているだろう。

やはり、長きに渡ってポケットビリヤードの王道ゲームとして君臨しているのには意味がある。シュートやポジション、組み立て方など、全ての種目に通じる技術や知識が求められるゲームなのだ。

ブレイクボールの"正しいセレクト"がわかりますか？

そのゲームに必要な様々な技術や知識をレッスンするのがこのDVDとなっている。アジアを制し、世界標準であることも証明された羅プロの14-1レッスンは14-1愛好家にも、14-1ビギナーにも、あるいはまだまったく14-1に触れたことがないプレイヤーにも役立つはずだ。

羅立文プロが自身の50点ランを映像を観ながら、自ら解説！

今回のDVDでは14-1独特の「ブレイクボール」のいろはを始め、ひたすらランを重ねるためのメソッドなどを羅プロが実演し、解説していく。見所は実際に50点ランを披露して自らそのランの中での様々なポイント、その時の思考を語っていくというもの。14-1王者の脳内が全て分かってしまうという具合だ。

また、DVDの最後には羅プロが主宰するレッスンスタジオ『POOL LABO』で生徒達に教える最も重要なテーマの1つ、羅プロ流の「ルーティン」も紹介している。ミスを少なく、確実にボールを入れ続けるために必要となるものであり、全ての種目のプレー力向上に直結する内容だ。

現在、CUE'S Web Shopやビリヤードショップ、書店などで予約受付中となっている。少し取っ付きにくく感じるプレイヤーも多いかもしれないが、14-1は奥深く、ポケットビリヤードの魅力が詰まった種目。さらなる14-1上達を目指すにも、入り口とするにも最適なこの一本をぜひご覧頂きたい。