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過去のニュース(2016年)

2016.07.16 トーナメント

開戦!! JAPAN OPEN!

第29回ジャパンオープン・男子1日目

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今年、新たに予選会場となった『バグース新宿』


国内最大のオープン戦、夏のビリヤードの祭典、『第29回ジャパンオープン』の火蓋が本日午前10時に切って落とされた。女子は1日遅れで、明日、17日(日)からの2日間開催だ(女子予選会場は東京・渋谷の『CUE』)。

本日行われたのは男子・1次予選、フォーマットはテンボール8ゲーム先取・勝者ブレイクのダブル・イリミネーション。明日の2次予選、128名によるシングルトーナメントを戦う精鋭達を選び出すための戦いだ。予選は都内の6会場を使って行われ、オープン戦の名の通り、プロ・アマ・海外選手が入り乱れて熱戦が展開されていた。

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『バグース六本木』会場


出場選手の数は、他のオープン戦よりも格別に多く、それが故に「プロもアマもレベルが上がっているから、決勝日まで勝ち上がるのはなかなか難しい」というのがジャパンオープンだ。そう語っていたのは手球職人こと田中雅明(『ビリヤード・ロサ』会場[池袋]で勝ちー勝ちにて2次予選進出決定)。

今年から予選会場になった『バグース新宿』では、大井直幸が体調不良ながらも2連勝、会場内最速級の早さで2日目への勝ち残りを決めた。本日、編集部は渋谷、池袋、新宿、六本木、荻窪、大森と散らばった予選会場を巡ったが、その早さ故に、プレー姿をレンズに収められなかったことをビリヤードファンの方々にはどうかお許しいただきたい。

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今季絶好調・土方隼斗は勝ちー負けー勝ちで2次予選へ


ビリヤード・ロサ会場では、現在JPBF所属でポケットビリヤードのレジェンド・奥村健が今年も参戦を果たし、会場の視線を集めていた(勝者側から2次予選進出を決めた)のが印象的。

各会場では、土方隼斗栗林達赤狩山幸男川端聡竹中寛ら国内のトッププロを始めとする有力どころが2日目への勝ち上がりを決め、前回大会覇者、カルロ・ビアドやジェフリー・イグナシオ(ともにフィリピン)、張榮麟(台湾)、呉珈慶(中国)といった注目の外国人選手も明日への切符を手にした。

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レジェンド・奥村健は今年もJO参戦!!


翌大会2日目は、128名が一挙にビリヤード・ロサに会してベスト128、64、32を戦わなければならない。選りすぐられた猛者だらけの中で、16名だけが18日・海の日に、『ニューピアホール』特設会場(東京・竹芝)の地に立つことを許される。

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やはり強い。張榮麟(台湾)もベスト128に!


日本人選手は何名生き残ることができるだろうか? 海外の強豪がその行く手を阻むのか? それともアマチュアの躍進か? 全ては「運命の2次予選」に懸かっている。

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