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過去のニュース(2016年)

2016.05.23 トーナメント

土方隼斗、今季4度目の勝利!!

東日本グランプリ第3戦@Link北千住

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決勝会場の『Link北千住』(東京都足立区)


5月21日・22日(土-日)に行われた『東日本グランプリ 2016 VSPHOENIX S4 TOUR』の第3戦は、土方隼斗が今季のシリーズ2度目の優勝を果たした。これによって'16年の戦績を公式戦全7戦中4回優勝、準優勝2回と更にアップグレードさせた。

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3位タイ・鈴木清司


決勝日(22日)、試合開始前に行われたトーナメントの抽選で土方は、一週間前の『全日本オープン14-1選手権』の決勝で敗れた赤狩山幸男の隣を引き当てる。ここでその時のリベンジをきっちり済ませ(8-5)、ベスト8では松村学を相手にゲームを支配して8-2と快勝。

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3位タイ・丸岡良輔アマ


ベスト16で栗林達を破り、続いて早瀬優治にも黒星を付けた丸岡良輔アマとの準決勝は圧巻だった。序盤こそゲームを分け合ったが、2点目を加えてから土方はギアをトップに入れる。それからというもの、丸岡アマに一度もキューを握らせず、脅威の5連続マスワリを披露した(7-1 ※準決勝・決勝は7ゲーム先取)。

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準優勝・高橋邦彦


もう一方の山で際立っていたのは、世界チャンピオン・高橋邦彦。緒戦で北海道代表・矢後満にストレート勝ち(8-0)を決めると、嶋野聖大にも熟練のキュー捌きで8-3の快勝。準決勝では互いに経験値豊富な鈴木清司との同世代ベテラン対決を7-1とし、スコアだけでなく、パフォーマンスも土方に負けず劣らずの出来。高橋がグランプリ決勝進出するのは'10年以来となる。

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優勝・土方隼斗


迎えた頂上決戦はそれぞれに要所で「らしくない」ミスが出て勢いに乗れず、スコアも1点離しては他方が追い付いてを繰り返し、そのままヒルヒルへ。やがて、最初にゲームボールを迎えたのは高橋だったが、フリが薄くなってしまったこのショットを外してしまう。しかし、土方に回ってきた配置も決して簡単ではない。これを気持ちの入った渾身の一撞きで沈め、猛々しい勝利の咆哮を上げた。

そのことについて本人は「気付いたら声が出てしまってました(笑)」と振り返る。また、決勝とそれ以前の出来の差については、「ここのところの公式戦2試合を落としていたから意識しすぎました」と説明。そんなグランプリ15勝目だった。

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土方、雄叫びの瞬間


グランプリシリーズの第4戦は6月11日・12日(土-日)、決勝会場は『キャノンボール大森』(東京都大田区)。早くもシリーズ2勝目を手にした土方が、年間MVPへ向けて視界良好といったところだが、丁度折り返し地点となる次戦以降、どのような展開が待ち受けているのだろうか。注目度は高まるばかり。

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