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過去のニュース(2016年)

2016.05.05 トーナメント

全日本3C、最終日を戦うベスト8が出揃う!

第73回全日本スリークッション選手権大会・2日目

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会場の『成増アクトホール』


一昨日より東京都板橋区にある『成増アクトホール』で開幕した『第73回全日本スリークッション選手権大会』は、昨日までで3名1組が30点ゲームを戦う予選ラウンドと、予選の成績によって勝ち残った16名による決勝トーナメント1回戦を終え、残すはベスト8から始まる本日最終日のみとなっている。その顔ぶれは以下の通り。

船木耕司(予選1位)
島田暁夫(予選2位)
界敦康(予選3位)
堀家聰臣(予選5位)
町田正(予選6位)
小林英明(予選7位)
梅田竜二(予選9位)
新井達雄(予選13位)

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成増連覇を狙う船木


全日本2日目。各組が1試合を残した状態でスタートした中、好調ぶりを見せていたのは3年前にこの地で行われた第70回大会で全日本選手権者となった船木だった。鈴木剛との一戦は、コンスタントにランを出し続け、12イニング、30-10で決着を見る。他にはシード選手の島田や界らが快音を響かせていた印象。

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熊本・大分地震で亡くなった人々を悼んで、黙祷も行われた


ベスト16に勝ち上がったのは、各組1位と全組の2位の中で成績が良かった2名の全16名。紅一点ながらベスト16中8位の成績で予選を突破した肥田緒里恵、本松良(予選10位通過)と河本明(予選12位通過)の2名のアマチュアもそこに名を連ねる。決勝トーナメント前には、4月に熊本・大分で起きた大地震で被災し、亡くなった方々を悼んで、会場内の選手、運営、観客を含めた全員で、黙祷を捧げる一幕もあった。

ここからの試合は40点マッチ、「裏撞き」で40-40となった場合は、それぞれが初球からの点数を競うサドンデスで決着を付けるというフォーマット。すると新井vs甲斐譲二戦で、まさにそのサドンデスに突入する。直前に裏撞きで2点差を追い付いていた甲斐に流れがあるかと思われたが、新井の2点に対して、甲斐は得点を上げることができずに勝敗が決した。

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サドンデスで決着となった新井vs甲斐


ベスト16で圧倒的なパフォーマンスを披露したのは、第72回全日本選手権者の梅田だ。2イニング目に12点、3イニング目に10点のランを叩き出し、肥田から大幅なリードを奪うと、そのままつけ入る隙を与えず、9イニング目で40点に到達した。

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梅田、連覇へ向けトップギアで最終日へ


本日のベスト8では、昨日好調ぶりを披露した船木と梅田が相見える。その他のカードもここまで来れば激闘となること必定。入場も無料となっているので、日本一が決まる瞬間をぜひとも現場で見届けてほしい。会場にどうしても足を運ぶことのできないファンはウェブの情報をチェックすべし。

大会公式ホームページ(ライブスコアあり)
CUE'S Facebookアルバム「第73回全日本スリークッション選手権大会・大会2日目