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過去のニュース(2016年)

2016.01.31 トーナメント

2016JPBA開幕戦、本日決戦!

関西オープン決勝日始まる

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決勝会場『玉出ビリヤードACE』(大阪)


昨日から大阪を舞台に熱戦が繰り広げられている『関西オープン』もいよいよ決勝日を迎え、今日も午前10時から『玉出ビリヤードACE』を舞台に男子ベスト16がスタートしている。まず昨年までと異なるのは、男子の決勝日を従来のベスト32からベスト16に絞り込んだ点(女子は従来通りベスト8から)。これは主催者側が大会の終了時間に配慮してのものだが、当然プレイヤーにとって『決勝日進出』の可能性は半減することとなる。

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大本命・大井直幸、開幕戦から勝利となるか!?


しかし、国内のトップランカーたちが、類を見ないほどの高いアベレージで決勝日に顔を揃えた。まず上位から順に大井直幸羅立文栗林達竹中寛土方隼斗までトップ5が全員残ると、さらに田中雅明川端聡浦岡隆志を加えて、トップテンから実に8人が、開幕戦から力を示した。

またそれ以外のメンバーも、早瀬優治鈴木清司(ともに'15年ランキング12位)、ディフェンディングチャンピオンの嶋野聖大(同16位)、青木亮二(同18位)、昨年プロ初優勝を飾った稲川雄一(同21位)、初優勝も近いと目される照屋勝司(同22位)と津堅翔(同26位)の沖縄出身コンビ。そして、大会出場が限定的なため昨年ランキングは108位と三桁に甘んじてはいるものの、昨年の東GPでマークした公式戦5位タイの自身の記録塗り替えに挑む藤井洋光。

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連覇を狙う嶋野聖大


いずれも高いポテンシャルを有しており、この16人の中から本命か否かの違いはあれど、その頂点に立つための準備はできている様子。また昨日の予選において、10人参戦したフィリピン勢が全員姿を消しているのは、日本のプロアマが総力を挙げて意地を見せた結果と捉えるのが妥当だろう。

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新女王・河原千尋、連覇へ猛進か!?


一方、女子の部も昨日の予選は途中まで順当に進行したが、敗者最終から決勝シングル1回戦(ベスト16)で上位陣の多くが姿を消した。決勝日に残った8人の中に、昨年のランキングトップ10は河原千尋栗林美幸光岡純子の3名のみ。残る5名は、プロ入り2勝目を狙う木村真紀と、初優勝を獲りたい谷山和子藤田知枝。そしてアマチュアの和泉早衣子(静岡)と平口結貴(北海道)。

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平口結貴(アマ)、女子高生優勝を目指す


しかし男女ともに豪華な顔ぶれで興味深いカードが頻出することは間違いなし。また女子の部では、河原が現時点でプロ通算25勝18準優勝という数字を残していて、同期間の梶谷景美の数字と奇しくも合致している。(梶谷も2005-2015の間に25勝・18準優勝)この数字の奇跡は今日動くことになるのか? また開幕戦にめっぽう強い栗林美幸もプロ通算20勝という大台に挑む。

今日は明るい時間帯には優勝者が決まりそうだ。トッププロの競演を見逃す手はない。

Akira TAKATA