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過去のニュース(2015年)

2015.09.17 トーナメント

赤狩山幸男がベスト32へ!

2015男子ナインボール世界選手権

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赤狩山は日本勢で唯一のベスト32進出を果たした


大会5日目(9月16日)、負けたら終わりの決勝シングルトーナメント・ベスト64が始まった(フォーマットは11ゲーム先取・交互ブレイク)。早速、日本の4名にフォーカスしよう。

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この日は4名の日本勢が戦いに挑んだ


2回転目、日本時間13時30分のセッションに、川端聡大井直幸栗林達の3名が登場。まず川端は、グループラウンドで一度倒しているアルビン・オーシャン(オーストリア)と再戦。川端、3-0とスタートダッシュに成功したのだが、次のブレイク番をものにできず、そこからオーシャンに6連取を許し、追う展開に。結局この3点差が最後まで響いた格好となった。川端もその後はしっかり自分のブレイク番を取って行ったのだが、最後はオーシャンが1番縦バンクキスインからの取り切り、そしてマスワリで、足踏みせずに上がり切った(8-11)。

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川端は一度倒しているオーシャンに惜敗


その頃、会場の隅の8番台では、大井が、世界ジュニア王者であり、19歳にしてシンガポールを代表する選手になったアロイシス・ヤップと対戦。攻撃力の高い両プレイヤーらしく、互いにリズミカルに的確にランラウトを重ねていき、大井が僅差でリードを保ちながら終盤へ。だが、第16ゲームで大井がマスワリで9-7にできたはずの2番をわずかに厚く逸らしてしまい、そこから流れがヤップへ向く。9-10で迎えた第20ゲーム、大井はロングの立てキュー3番をミス。そこからヤップが取り切って、小さくガッツポーズを決めた(9-11)。

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大井は終盤の一つのミスに泣く形となってしまった


その隣の台では、栗林がグループラウンドで一度負けている王灿(中国)と再戦。序盤は栗林ペースだったが、じっくりと反撃体勢を整えた王が、中盤に逆転に成功。栗林は今大会これで4試合目となるのだが、どうもエンジンがかかりきらない様子だ。第17ゲーム、栗林の6番セーフティミスから王が取り切って10-7でリーチ。続く第18ゲームは栗林がマスワリ......かと思われたが、8番から9番へ出しミス。この9番をサイドに狙うも飛ばしてしまい、7-11で勝負が決してしまった。

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栗林もまたワンとの再戦に敗れてしまった


続けて、この日の3回転目、16時のセッションで赤狩山幸男が登場し、センターテーブルでヨハン・チュア(フィリピン)と対戦。赤狩山が先行する展開となったこの試合、赤狩山もハイボールでミスが出るなど万全ではなかったのだが、チュアもミスを出してしまい逆転の糸口を掴めない。10-5でリーチをかけた赤狩山、続く第16ゲームでマスワリの4番を飛ばしたのだが、取り切って行ったチュアが、7番でまさかの二度撞きファウルで「OK」。ステージ1から厳しい戦いを続けている赤狩山に、この時ばかりは勝利の女神が微笑んだのだろうか。

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赤狩山のベスト32戦は17日、日本時間の19時30分。相手は台湾の柯秉中だ


こうして、日本勢は赤狩山だけが大会6日目(9月17日)のベスト32に進んだ。6日目はベスト32、ベスト16、ベスト8と一気に3段階進んでいく。赤狩山には、ここを乗り越えて、最終日までセンターステージに立ってもらいたいものだ。

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