ビリヤードウェブキューズは『CUE'S』誌が運営する総合情報サイトです

第16回マスターズ

マスターズは明日より。昨年の優勝者大坪和史

明日から日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)主催の公式戦『第16回マスターズ』が大阪にて開催される。大会初日の明日は大阪市西成区の『玉出ビリヤードACE』にて、2日目の決勝は大阪市住之江区の『マグスミノエ』がそれぞれ舞台となる。

競技はテンボールで、予選が6ゲーム先取のダブル・イリミネーション、ベスト16からの決勝は7ゲーム先取のシングル・イリミネーションにて行われる。全国からトップ中のトップアマが集って競われる。

そのメンツを見ると、まず注目しなくてはいけないのが昨年のチャンピオンで現球聖位の大坪和史(広島)。本大会では2度の優勝を含む5度ファイナル進出経験がある。今大会も優勝候補の筆頭となるのは間違いない。

名人戦も控えている喜島安広

他には現名人位の喜島安広(埼玉)。現在まで数多くのアマタイトルを総なめにしてきた喜島だが、意外にもこのマスターズでの戴冠はまだ。名人戦を今月末に控え、おそらく充実しつつある時期にあるであろう喜島のプレーは必見。その他、大坪と同じく2度のマスターズ優勝経験があり、喜島との名人位決定戦も目前にする小川徳郎(神奈川)や現女流球聖位の佐原弘子(千葉)といったところにも上位に入ってくることは堅いのではないだろうか。

名人位への挑戦権を獲得しており、ビッグな試合が続く小川

さらに広げれば中野雅之(東京)、丸岡良輔(神奈川)、島田隆嗣(愛知)、中村竜二(兵庫)など名前を挙げればきりがないほど、全国大会で活躍するプレイヤー、オープン戦での上位経験あるプレイヤーなどまさにアマチュアビリヤード界の星々達が集う。

この選び抜かれた64名のトップアマチュア達の戦いはいかなるものになるのであろうか。まさに、「誰が勝ってもおかしくない」圧倒的にハイレベルなゲームが繰り広げられることであろう。