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過去のニュース(2015年)

2015.08.04 トーナメント

滋賀県の連盟員ファイナルに!

第23回オールジャパンサマーカップ

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大会ベスト4。左から3位タイ・中村和也(アイオイステージ)、優勝・酒井美希(ニュー東和)、準優勝・柳川哲也(SBC)、3位タイ・中野耕暉(デノ)


8月2日(日)に大阪市の『玉出ビリヤードACE』(予選は他複数会場併用)において『第23回オールジャパンサマーカップ(AJSC)』(主催:JPBA)が開催され、B級以下のプレイヤー223名が真夏の大阪に集結した。フォーマットはナインボール4ゲーム先取(予選の敗者側は3ゲーム先取)で、ベスト128からシングル・イリミネーションとなり、ベスト32から本戦会場へ集まって再抽選が行われた。

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決勝会場となった大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』


今回、注目を集めたのは女子選手とジュニア選手(18歳以下)の活躍。ラスト32へも8名の女子選手が入り、ベスト8の段階でもレディースが3人と、昨今囁かれている女子級のレベルアップを数字で示した格好に。またジュニアクラスから高校2年女子、中学3年男子、中学1年女子、小学6年男子の4人が出場して、今回は最年少の村松勇志(小6)が9位タイという結果を残した。きっと秋にはさらに強くなった4人と再会できることだろう。

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最年少ながらベスト16に勝ち残った村松


そして試合は回転を追うごとにゲームもスピーディーな展開を見せた。その結果、準決勝に残ったのは枠順に中村和也(アイオイステージ)、酒井美希(ニュー東和)、中野耕暉(デノ)、柳川哲也(SBC)の4名で、酒井と柳川がそれぞれ4-2、4-3と勝利を収めたところで、決勝戦は本大会始まって以来初となる同じアマチュア連盟(SBC/滋賀ビリヤードクラブ)所属同士の対戦となった。

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ハイレベルなプレーを見せた準優勝の柳川


ファイナルの途中では、互いに超B級な高いポテンシャルを披露。しかし勝負がフルゲームに及ぶと、最後は9番勝負に持ち込まれて、これを制したのは酒井美希で、元来持ち合わせる高い技量を今一度証明する形の戴冠劇となった。本大会で女子選手が優勝を果たしたのは4年ぶり2度目の快挙。

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女子プレイヤーとして2人目の優勝を果たした酒井


表彰の後はJPBAの浪江隆理事長からプレー内容に対する高い評価が入賞者たちに伝えられ、「今後はA級、S級でも活躍を目指して頑張ってください」とエールが贈られた。年を追うごとにプレーの安定感が増していると感じるBクラスを対象とした大会。会場内での選手同士のコミュニケーションも活性化していて、次に集う機会が一段と楽しみな状況となっている。

※当日の模様はfacebookに写真を多数アップしています。ぜひコチラもご覧ください

Akira TAKATA