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JPA Kanto Area Team Championship 2015

KTC最終日の舞台は『バグース六本木』

6月14日(日)、東京都港区の『バグース六本木』にて『JPA Kanto Area Teama Championship 2015』(以下、KTC)の最終日が行われ、頂点に立った3チームが8月にアメリカ・ラスベガスで開催される『APA National Team Championship 2015』(以下、NTC)へのチケットを手にした。

歓喜の声が響く、熱い試合がいくつも繰り広げられた

今大会はナインボールの部でA、Bの2つのトーナメント、そしてエイトボールの部で1つのトーナメントが行われた。前週の6日、7日でナインボールの部が14チーム、そして13日でエイトボールの部が4チーム勝ち残り、決勝日の六本木の舞台に進んだ。また、5月23日(日)に行われた『JPA West Area Teama Champonship 2015』を勝ち進んだ西日本代表チームがナインボールの部のBトーナメントの準決勝から参戦している。

1年に1度のJPA最大のトーナメント、出場選手達は気合い充分でプレーにも、そして仲間の応援にも熱がこもった様子だった。JPAプレイヤーにとって1年間の集大成となるこの舞台はチームの結束を強め、さらにプレーもいつも以上のものを出させる場なのだ。

ナインボール・トーナメントA優勝『King Mid』

その中で見事に優勝を果たしたのは、ナインボールの部が『King Mid』(神奈川県厚木市『ミッドナイト本厚木店』)と『We love billiards in 京都』(京都府京都市『Billiards Y's』)、エイトボールの部が『Four Dimensions』(東京都目黒区『ミスタースポーツマン学芸大学店』)となった。

ナインボール・トーナメントB優勝『We love billiards in 京都』

King Midは長くJPAを続けているメンバーが多く、念願のKTC優勝となった。メンバーの最高スキルレベル(SL)は7と、飛び抜けた選手がいないがチーム力で勝ち上がっていった印象だ。We love billiards in 京都は昨年から始まった京都ディビジョンからの出場で、初出場にして初優勝となった。

エイトボール優勝『Four Dimensions』

そしてエイトボール優勝のFour Dimensionsは元名人位でアマチュアタイトルを多数保有する持永隼史選手が率いるチーム。持永選手はこれで3年連続のラスベガス行きだが、エイトボールでは初となる。その他のラスベガスを経験したことがあるメンバーは1名のみとなっている。

いずれのチームもこれでラスベガス行きの航空券や現地でのホテルを獲得し、ラスベガスへと「日本代表」として乗り込むことになる。NTCは8月13日(木)〜24日(月)に開催され、のべ1800以上のチームが集まる世界最大のビリヤード大会だ。来年の出場権を争う戦いが、また今年も始まっている。

この6月から新たなシーズン、夏セッションが関東、愛知、神戸、京都、大阪でスタートする。一部のディビジョンではもうリーグ戦が始まっており、その他の地域でも今週からスタートなることが多い。しかしながら、まだ参戦することは可能であるので興味のあるプレイヤーにはまずは1シーズンだけでもJPAに参加してほしいところだ。きっとJPAがビリヤードの楽しみをもっと広げてくれるはず。参加方法などについてはJPAブログ「2015 夏セッション 開催要項」にて。

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