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過去のニュース(2014年)

2014.11.21 トーナメント

男子ステージ2が終了!

第47回全日本ポケットビリヤード選手権大会

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兵庫県尼崎市の『あましんアルカイックホールオクト』特設会場


火曜日からステージ1が、昨日からステージ2が行われていた『第47回全日本ポケットビリヤード選手権大会』。男子の部は予定通りにスケジュールを終え、残すところ決勝シングル(ベスト64〜)のみとなった。これで明日22日にベスト64を、翌23日にベスト32のゲームが行われて、最終日はベスト16からという余裕のあるスケジュールが完成し、残る選手たちは万全の態勢で試合に臨むこととなる。

ここでチーム日本のステージ2の軌跡をたどってみよう。(カッコ内は倒した主な海外選手)勝者側から通過を果たしたのは、枠順に杉原匡(党金虎=中国)、川端聡大井直幸(トゥ・リャンハン=シンガポール)、立木利信(ダリル・ピーチ=イギリス)、二俣智彦アマ(Anh Tuan Nguyen=ベトナム)、田中雅明(ジョニー・アーチャー=アメリカ)、嶋野聖大(ウォーレン・キアムコ=フィリピン)、青木亮二浦岡隆志(ジョン・ヨンファ=韓国)の9名。

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田中、アーチャーを下して決勝シングルへ


勝者側が32の通過枠を持つことを踏まえると、決して明日以降を楽観できない状況ではあるが、敗者側からは栗林達赤狩山幸男竹中寛高橋邦彦北谷好宏照屋勝司といったメンバーが残ってきているので、総力を挙げてホームでの戦いをファンに見せてくれることに期待が持てそうだ。

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赤狩山、敗者最終ではL・V・コルテッザに勝利


なお海外オールスターの中では、リー・バン・コルテッザ(フィリピン)が赤狩山に敗れ、またラジ・フンダル(イギリス)が斎藤慎太郎に敗れてステージ2で姿を消した。しかし、張栄鱗や柯秉逸といった台湾の最強メンバーや、トースティン・ホーマン(ドイツ)を筆頭に豪華な顔ぶれが揃うヨーロッパ勢、そしてフィリピンチームはデニス・オルコロやアントニオ・リニングら全9人を、更にワールドクラスの中国勢も多数いて、とても名前を書ききれないほどに豪華な顔ぶれが揃っている。

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サムライ・竹中もベスト64入り


日頃、海を渡って挑戦してきた日本人は、時にアウェイの洗礼も浴びてきた。マナーの良い日本では、海外選手にも羨望と敬意を持って温かく迎えている。これはビリヤードファンとして誇るべきところだが、やはり『全日本選手権』にふさわしい声援と拍手で日本のプロに『ホーム』のムードの中で戦い、サポーターとともに力を出し切ることを願いたい。世界を体感できる貴重な機会をぜひお見逃しなく。

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試合を観戦する最強女子アマ・佐原弘子、平口結貴


ステージ2通過者や抽選を終えた男子決勝シングルのトーナメント表は上記公式サイトに公開されているので、ぜひご覧いただきたい。なお海外勢のキャンセルは、シェーン・バン・ボーニング(アメリカ)とワン・カン(中国)の2名のみで、女子の部もほぼエントリーリスト通りに登場する見込みだ。

なお明日からはいよいよ女子の部もスタートするので、連日会場から写真をお届けしているfacebookページも華やかになる予定です。ぜひこちらもチェックをお願いします。

トーナメント表はコチラ
http://jpba.ne.jp/wp/info/info-5782/

Akira TAKATA