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過去のニュース(2014年)

2014.08.13 トーナメント

3名の学生王者は愛知、東京、青森!

第1回日本学生ナインボール選手権大会

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会場は東京都渋谷区の『CUE』

8月10日(日)、東京都渋谷区『CUE』にて『第1回日本学生ナインボール選手権大会』が「小・中学生の部」、「高校生の部」、「大学生の部」の3部門で開催された。地方からの遠征でやってきた選手も多く、第1回ながらも「日本選手権」らしい大会となった。

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小・中学生の部優勝の田中汰樹

小・中学生の部はナインボール交互ブレイクで予選3ゲーム先取のダブル・イリミネーション、決勝トーナメントがが4ゲーム先取というフォーマット。決勝戦は今大会唯一の女性プレイヤーの山本ななみ(富山県上市町立上市中学校)を準決勝で破った林武志(三浦市立三崎中学校)と、弟の田中玲次(岩倉市立岩倉中学校)を下した田中汰樹(岩倉市立岩倉中学校)の対決。

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左から優勝・田中汰樹、準優勝・林、3位タイ・山本、3位タイ・田中玲次

決勝戦は林がマスワリでスタートするも、テンポの良いビリヤードで勢いに乗った田中が4-2として優勝した。田中は昨年の『第53回全日本ローテーションB級選手権大会』優勝に続いて2つ目の日本タイトルだ。本人はプロ志望とのことで将来も楽しみなプレイヤー。敗れた林も実力的には全く劣らない。年齢は3年生の田中が1つ上となるが、共に高め合えるライバル関係として刺激し合って欲しい、日本ジュニア界期待の2名だ。

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高校生の部優勝者の若林諒

高校生の部はナインボール交互ブレイク、4ゲーム先取の総当たりリーグ戦だ。この戦いの最後の試合となったのがその時点で全勝の若林諒(東京都立田無工業高等学校)と1敗のみの川田準樹(京都府立鴨沂高等学校)との試合。この結果次第で、同じく1敗で全てのゲームを終えた山内朝喜(石川県立翠星高等学校)の3名が得失点差のみの争いとなるところであった。

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左から3位・川田、優勝・若林、準優勝・山内

しかし、その最終戦を4-1で勝利した若林が全勝で優勝を決めた。若林は現在『ビリヤードクラブ5&9』、『ビリヤードモナコ』でアルバイトをしており、プロ志望とのことだ。ビリヤード歴1年8か月ほどのまだまだ伸び盛りのプレイヤーの今後に大いに期待したい。

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大学生の部優勝の小寺裕史

そして大学生の部はナインボール交互ブレイク、予選ダブル・イリミネーションの4ゲーム先取で決勝トーナメントは5ゲーム先取だ。決勝戦まで勝ち進んだのは小寺裕史(青森大学)と浜本貴史(東京大学大学院)。両者共にかなりの実力を備えたプレイヤーだ。チャンスを決して逃さない浜本が着実にポイントを重ねるものの、地力では小寺の方が上回っていたようで、結果は5-3で小寺が学生王者となった。

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左から3位タイ・上田哲太郎(日本大学)、優勝・小寺、準優勝・浜本、3位タイ・佐々木智哉(東北大学)

小寺は全国大会の出場は少ないものの『青森県知事杯』など、地域でのタイトルを多数獲得する実力を備えたアマチュアプレイヤーだ。現在薬学部の6年生で、9月30日付けでの卒業が決まっており今回が大学生での最後の公式戦となったようだ。今後は国家試験の勉強に入るが、全国タイトルやオープン戦で活躍できるプレイヤーとなることを目標にビリヤードを続けていくとのこと。

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後列左から和歌山大学・関長一郎、京都府立鴨沂高等学校・川田、立命館大学・飯塚龍平、慶應大学・鈴木謙吾、東京大学大学院・浜本、京都造形大学・力石勇毅、早稲田大学・相澤朋希、青森大学・小寺、立命館大学・高杉察



大会後には小寺、若林を含めた今大会で知り合った大学生プレイヤー達が東京都新宿区の『山水ビリヤード』にて練習会を開いた。まさにノーサイドといった様子で、東西の学生達が大会時の真剣な表情とは真逆の笑顔をはじけさせながら、賑やかに交流を深めていた。その様子を含めた今大会の写真はCUE'S facebookページにて公開中。学生達の熱い戦いをぜひそちらでも見て欲しい。

第1回の今大会、小学生から大学生までの様々なプレイヤーが各地方から集い、学生界の「日本タイトル」を争った。来年はさらに多数の学生プレイヤー達が参加し、ジュニア界がもっと活性化していくことだろう。