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2014.06.24 トーナメント

吉岡正登が全国オープン初制覇!

第42回全日本14-1オープン選手権大会

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吉岡正登、プロ2勝目は全日本タイトル


『第42回全日本14-1オープン選手権』は、14-1(ストレートプール)が種目となった年に一度のJPBA公式戦であり、「全日本」タイトルの一つでもある。6月22日(日)、出場102名から絞り込まれた16名が頂点を目指すその決勝トーナメントが、東京都豊島区の『ビリヤード・ロサ』を会場に開催された。

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決勝会場となった『ビリヤード・ロサ』


そしてこの日、現在カタール・ドーハで開催中の『男子ナインボール選手権』に参戦中の7名のプロこそ不在だったものの、昨年のファイナリストである高橋邦彦竹中寛を始めとした実力者が揃う中で、見事に全日本選手権初制覇を果たしたのが吉岡正登であった。

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3位タイ・川端聡


吉岡はベスト16戦で田仲海輝を100-18で下すと、ベスト8戦では2012年大会で準優勝している塙圭介との接戦を100-82でものにする。さらに準決勝では浜田翔介竹中寛を破って勝ち上がってきた川端聡と対戦し、中盤まで競ったこの試合を100-58で制して初優勝を懸けた決勝に臨むこととなった。

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3位タイ・斎藤慎太郎


もう一方の山で素晴らしいプレーを魅せたのが早瀬優治。こちらはベスト16戦で関隆史を100-45で退けると、ベスト8戦では昨年の優勝者で、大会連覇、さらには大会通算5度目の優勝を狙う高橋邦彦とマッチアップ。ここで早瀬は序盤の競り合いから第5イニングに47点のランを繰り出して突き放すとそのまま高橋を押し切って100-45で勝利。斎藤慎太郎との対戦となった準決勝では、75-78となった勝負際の第10イニングに25点を撞き切って決勝に駒を進めた。

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準優勝・早瀬優治


どちらが勝っても初優勝となる決勝戦。「ファイナルはリズム良く、ハイランも目指して思い切って行けました」と試合後に話してくれた吉岡は、2〜4イニングでテンポ良く40、15、32とランを重ねて87-8と大きくリードを取る。その後、ブレイクボールのシュートミスで早瀬にターンを譲るが、早瀬もここでのチャンスを活かす事ができず反撃も2イニングで30点。そして89-38で迎えた第6イニング裏、「優勝」に向けて改めて気持ちを入れ直した吉岡が11点ランで100に到達し、自身の大きな目標の一つである「全日本」タイトルを見事に獲得した。

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