WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2014年) > 熱闘・撞球甲子園

過去のニュース(2014年)

2014.05.31 トーナメント

熱闘・撞球甲子園

第50回全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会

todo01_main.jpg

会場の『ビッグホエール』には230名の選手が集結


5月31日の土曜日。第50回という大きな節目を迎えた『全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』の第1日目が、和歌山市の『ビッグホエール』特設会場で盛大に開催された。38都道府県から46チーム、総勢230名の選手が正装で集う。昨年優勝の千葉チームから優勝旗の返還、同5番手の醍醐雅人選手による選手宣誓が行われた後、来賓による始球式で大会の火蓋が切って落とされた。

todo01_daigo.jpg

昨年優勝の千葉Aチームの醍醐選手による選手宣誓


この大会を見て強く感じるのは、年を追うごとに応援団の数が増えているという点。格式を高め続けている本大会を肌で感じた人がリピーターになっていると窺える。さらに「2チームの参加を認めたことで、『それなら応援に行こう』と考える人が増えたと感じる」 とは大島知幸JAPA事務局長の談話。事実、選手だけでなく応援団の交流もこの大会では楽しみのひとつとなっている。

そして初日は閉館時間に合わせて全予選の7割程度を消化。残す回転数にバラつきがあるため、一様に途中順位を計ることは難しいが、ブロックごとの状況は以下の通り。

■Aブロック
福井が頭一つ抜け出し、後ろを東京A、京都、千葉Aが追いかける展開に。5大会ぶりに鹿児島が参加するなど、記念大会らしい盛況ぶりが窺えた。

todo01_michikawa.jpg


■Bブロック
久しぶりの参戦となった沖縄が快調にとばして首位をキープ。その後ろには奈良、北海道、そして神奈川Bといったチームが抜き去る機を伺う状況に。沖縄の地力の高さを会場中があらためて感じる経過だ。

■Cブロック
埼玉Aと富山、熊本、三重による首位争いが激しく展開される混戦枠は、明日の要注目枠に。前評判以上の強さを誇示した三重と富山の進撃は、団体戦に大切なものを示していると感じる。

todo01_saitama.jpg


■Dブロック
事前予想から人気を集めていた愛知A、神奈川A、福岡の強豪3チームが三つ巴のデッドヒートを繰り広げ、明日の直接対決で決着がつくと予想される。激戦必至。後ろには埼玉B、山口も控えている。

こうして初日から盛り上がった記念大会。明日は応援団の数もさらに増えて、午後になれば、大きな歓声が響き渡ると予想される。今日と同様に写真はFacebook(https://www.facebook.com/billiardcues)にアップし、こぼれ話などはツイッター(@CUES_BAB)からお届けする予定。

todo01_image.jpg


50回記念の大会が過去最高に熱くなることは間違いない。その頂点に立つのはどのチームなのか? 明日にはすべてが明らかになる。

Akira TAKATA