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過去のニュース(2014年)

2014.03.01 トーナメント

河原千尋が決勝トーナメントへ

2014アムウェイオープン ステージ2終了!

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グループ2位で決勝トーナメント進出を果たした河原


昨日から行われていたステージ2(グループリーグ)が終了し、今年のアムウェイカップも残すところあと2日となった。日本勢は河原千尋が3勝1敗で2位通過を果たし、また梶谷景美は1勝3敗でグループ4位となり残念ながら終了となったが、最終試合を7-1のスコアで決めて有終の美を飾った。

なお、本大会の正式名称は『安麗益之源盃 世界女子花式撞球公開賽(Amway eSpring Women's World 9-Ball Open)』で、アムウェイカップを懸けて闘う、世界ナインボール女子オープン、という解釈が適当だろう。サブタイトルに『絶対浄力』CLEAR TABLEと掲げていて、こちらもスポンサーのイメージとビリヤードを上手く融合させていることが窺える。

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大会のTVテーブル


その会場のメジャー感は日本では想像しにくい域にあり、特に生中継が行われている テレビテーブルの力の入れ様は、各種スポーツと比較しても引けを取らないだけでなく、ビリヤードが十分にスポーツコンテンツとして成立することを示している。

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梶谷景美のアムウエイオープンは残念ながらここで終了


そんなテーブルで今日は梶谷景美がチャ・ユラム(韓国)と対戦。序盤に許したリードのまま逃げ切られてしまう格好となり、3-7のスコアで敗れた。河原はここまでテレビテーブルとは縁がなかったが、明日から始まるラスト24シングルトーナメントで、晴れ舞台に立てる可能性が出てきた。もちろん準決勝へ進めば100%晴れ舞台が待っている。

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相変わらずの強さを見せたキム・ガヨン


今大会の河原は、非常に落ち着いた様子で、ミスの少ないハイアベレージなプレーを披露している。今日はキム・ガヨン(韓国)戦で3-1までリードを奪うも、ひとたびチャンスを得たキムは、珍しいラッキーインから取り切り、そしてランアウト量産体勢に入り、マスワリ3発を含む6連続得点でゲーム終了となった。だが河原もベネズエラの選手と行った最終戦で完封勝ち。明日以降へ弾みをつけるフィニッシュとなった。

もちろん明日以降はワールドチャンピオンクラスばかりが揃う。しかし河原もまったく引けを取る要素は見当たらず、十分に頂上も狙える状態にある。これまでアジアの大会では4つのメダルを獲得している河原が、ここで世界へ名を刻むことができるのか?

明日もツイッター(@CUEA_BAB)とfacebook(https://www.facebook.com/billiardcues)で現場の情報をお届けしますので、ぜひチェックしてください。

Akira TAKATA