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第9回ワールドゲームズ 2013 カリ大会

現在コロンビア・カリにおいて開催中の『第9回ワールドゲームズ 2013 カリ大会』。今大会では、ビリヤードが正式競技となっており、現地7月26日〜30日の4日間に渡って、男女ナインボール、スリークッション、スヌーカーの4種目が行われた。

日本からはスヌーカーを除く3種目に、赤狩山幸男（男子ナインボール5位タイ）、梶谷景美（女子ナインボール9位タイ）、竹島欧（スリークッション9位タイ）が出場しすでに競技を終えているが、現地30日、ビリヤード競技の最終日に4種目の決勝戦が行われた。

まず男子ナインボールは現在の世界ランキング1位、イギリスのダレン･アプルトンと台湾のエース・張榮麟の対戦となり、11-10でアプルトンが勝利して金メダルを獲得。なお、前日に行われた３位決定戦ではフィリピンのデニス・オルコロが中国の劉海濤に勝って銅メダルを獲得している。

女子ナインボールは台湾の周婕妤と韓国の金佳映の決勝戦となり、男子同様白熱した戦いとなったが、9-8で周婕妤が勝利。周は準々決勝からジャスミン･オーシャン（オーストリア）、ケリー・フィッシャー（イギリス）、金と、ワールドチャンピオンをなぎ倒しての堂々の金メダル獲得だった。3位決定戦では、フィッシャーが中国の陳思明に勝ち銅メダルを獲得した。

スリークッションの決勝戦は、イタリアのマルコ・ザネッティとベルギーのエディ・メルクスの対戦となり、ザネッティが2012年世界チャンピオンのメルクスを40-20（16イニング、アベレージ2.500）で下して金メダル。銅メダルは1回戦で竹島と対戦したオランダのグレン・ホフマン。23歳のホフマンは、韓国のエース・金京律を40-15（13イニング、アベレージ3.077）で圧倒しての勝利だった。

また、日本からは出場のなかったスヌーカーは、インドのアディティヤ・スネハル・メータが中国の梁文博を3-0で下して金、銅メダルはブラジルのイゴール・アルメイダ・フィゲイレドを下したタイのデチャワット・プーンジェンが獲得した。