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西日本グランプリ第2戦

3月16日（土）に姫路市の『クエッション』で開催された『西日本グランプリ第2戦』は福井の柴田裕介が待望の初優勝を飾った。

柴田は予選から地元・兵庫の強豪アマチュア選手である菊川博功を皮切りに、高木悠次、青木亮二といった強者を破ってベスト16に進出。さらに九州の北谷英貴を下して前戦に続いてベスト8入りを果たした。

ここからさらに安定感を増した様子で、前回３位入賞を果たしている原口俊行を下して準決勝へ。ここで迎えた相手はGPキングこと大井直幸。柴田は大井を相手にもまったく動じることなく、堂々としたプレーで渡り合うと、4-3、4-3のスコアで王者を寄り切った。

この時、隣のテーブルでは昨年の最終戦を飾った神箸久貴が川端聡を破り、遂に川端と大井のタイトル独占時代は、神箸と柴田の手によってピリオドが打たれた。

決勝戦でも柴田は安定感抜群のプレーを披露して、神箸を4-3、4-2のスコアで倒して念願のプロ公式戦初優勝を飾った。明日のローテーションに向けて会場入りした兄貴分の栗林達をはじめ、大勢の仲間から祝福を受けていた。

明日は全日本オープンローテーション選手権大会が同所で行われる。現地からの写真を交えたレポートは『@CUES_BAB』にて。

Akira TAKATA