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過去のニュース(2013年)

2013.03.02 トーナメント

トーナメント"革新"はじまる

2013西日本グランプリが元気よく始動!

明日3月3日(日)に『西日本グランプリ』が広島市の『ファイブナイン』(予選は『球友クラブ観音』併用)でスタートする。久しぶりに中国地方で開催される同シリーズには、『革新を起こせ』というキャッチコピーにもあるように、JPBA西日本の意気込みが伝わる新たな試みが投入されている。

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大会ポスター

まず昨シーズンに導入された『アマチュア選手が優勝した場合の特典』を今年も継続し、さらに2014年までに該当者が現れなかった場合には『(西日本GP出場経験者の)アマチュア選手のみのトーナメント』を開催して優勝者に『ペアで行く4泊6日のハワイ旅行』を贈呈することを発表した。これにより今年から2年間で必ずこの権利を得る選手が誕生することとなった。

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アマチュアプレイヤーのみに贈られる豪華副賞はハワイ旅行

さらに第1戦ではフォーマットにも改良を試みる。準決勝以降は従来の7ゲーム先取を止めて、4ゲーム先取の2セットマッチを試験的に導入。セットスコアが1−1になった場合は1ゲーム先取のサドンデスを採用し、よりスリリングなゲーム演出への工夫を図っている。

また今シーズンから女子プロ選手の参加も認められることとなった。これは東日本GPとともに足並みを揃えて定めたもので、女子プロ選手は東西の枠に囚われることなく自由にエントリーをすることができるものとなっている。女子プロ選手にはポイントは与えられないため非公式戦扱いとなるが、世界選手権の種目でもあるテンボールの試合に出場する機会は貴重なものとなるに違いない。

さらに女子プロ選手が参戦することで男子プロにとっても重圧と刺激を受けることとなるだろう。体力差に影響を受けにくいとされるビリヤード競技において、女子の上位陣がシーズンを通してどのような位置につけてくるのかも興味深い。

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川端とともに西日本グランプリで独走を続ける大井直幸

そして西日本GPでは大井直幸川端聡が欠場した昨年の最終戦を除けば、今なお2人でタイトルを独占する状況は2年にわたり続いている。同試合を制した神箸久貴にしても「2人がいなかったから」という補足は自身の手で吹き飛ばしたいところ。そして絶対王者として君臨する"GPキング"大井もすでに万全の仕上がりでシーズン開幕を迎えようとしている。

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大井、川端以外でこの2年のうち唯一タイトルを獲得している神箸

大井を止める者が現れるのか?  ハワイ旅行をゲットするのは誰なのか?  高い注目を集めて西日本GPが熱いスタートを切る。3月3日、広島が熱く燃え上がる。

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