JPBF主要大会スケジュール
2013年シーズンも国内外で様々なトーナメントが開催される
ビリヤードの３大カテゴリーであるポケットビリヤード（プール）、キャロム、スヌーカーの中にあって、日本におけるキャロムは最も歴史あるビリヤードと言っても良いだろう。
日本プロビリヤード連盟（JPBF）は、このキャロムのプロ競技団体で、現在男女併せて75名が所属しており、国内では主にプロ公式戦を主催・運営している。所属するプロプレイヤーは、こうした国内試合の他、海外で行われる様々な国際トーナメントなどで毎年のシーズンをプレーしている。
JPBFの2013年シーズンはまず、恒例の『第33回 3Ｃ東日本短距離フェスティバル』で幕を開ける。この大会はランキング対象の公式戦ではないが、プロ・アマ混合のハンデ戦で、キャロムプレイヤーの誰もが参加して楽しめる、お祭り的な要素を含んだものだ。
CSカードを持つプレイヤーなら誰でも参加できるのが短距離フェスティバル
そして2月に入ると、いよいよランキング対象試合がスタート。その最初の大会が今年で19回目を迎える『TOKYO OPEN 3-CUSHION TOURNAMENT』だ。昨年は、2012年のMVPを獲得した
梅田竜二が優勝しており、今年もまた、JPBFのランキング争いは、日本のエース、梅田を中心に展開していくことが予想される。
本格的なシーズン開幕戦は東京オープン。昨年は梅田竜二が優勝
そしてこの2月にはキャロムを統括する世界ビリヤード連合（UMB）が主催する世界選手権の一つ、『World Championship Nat.Teams 3-Cushion』（世界タッグ選手権）がドイツで開催される。
ここから春に向け、『第8回ヤマニカップ』、『第15回ニッカオープン』を経て、５月のゴールデンウィーク期間中には、日本キャロム界の最高峰トーナメント『第70回全日本スリークッション選手権大会』が行われることとなっている。昨年は変則的な1月開催だった今大会、今年は例年のスケジュールに戻り、70回記念大会として、東京都練馬区の『成増ACTホール』が会場となって開催される予定だ。
竹島欧が悲願の初優勝を果たした昨年の全日本。今年も新チャンピオンが生まれるのか
シーズン後半戦は、『アジアンインドア・マーシャルアーツゲームズ』、『第24回全日本アーティスティック選手権』、『ワールドゲームズ』、さらには、近年韓国勢他、海外から参戦するスタープレイヤーを日本勢が迎え撃つ形となっている『第24回ジャパンカップ』、10月には『World Championship 3-Cushion』がベルギーで行われるなど、多くのビッグイベントが予定されている。
昨年のジャパンカップは韓国のエース・金京律（写真右）が制した
昨年は
竹島欧の全日本初制覇、
小野寺健容の公式戦初優勝など、梅田を追うプレイヤーの躍進があったJPBFのトーナメントシーン。2013年シーズンもまた、例年国内最終戦としてトップランカーのみが出場を許される『全日本プロスリークッション選手権 アダムジャパン杯』まで、熾烈な戦いが展開されていくに違いない。
■1月
27日（日）：第33回東日本短距離フェスティバル（東京）
■2月
9日〜10日（土・日）：第19回東京オープン（東京）
21日〜24日（木〜日）：World Championship Nat.Teams 3-Cushion（ドイツ）
■3月
3日（日）：第８回ヤマニカップ（東京）
■4月
7日（日）：第15回ニッカオープン（東京）
■5月
3日～6日（金〜月）：第70回 全日本スリークッション選手権大会（東京）
19日（日）：第14回アダムレディース3Cエメラルドカップ（東京）
■6月
23日（日）：第63回全関東3C選手権大会（東京）
■7月
7日（日）：第24回全日本アーティスティック選手権大会（東京）
15日（月）：第24回レディースオープン3Cトーナメント（東京）
■8月
10日〜11日（土・日）：第21回全日本バンド選手権大会（大阪）
24日～25日（土・日）：第20回全日本レディース3C選手権大会（東京）
31日〜9月1日（土・日）：第24回JAPAN CUP（東京）
■9月
15日〜16日（日・月）：第45回全日本カードル47/2選手権大会（愛知）
23日（日）：第17回全日本プロバンド選手権大会（愛知）
■10月
13日～14日（日・月）：第12回全日本シニア3C選手権大会（東京）
■11月
23日～24日（土・日）：アダムジャパン杯第23回全日本プロ３Ｃ選手権大会（東京）
