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2012.10.17 イベント

東北のビリヤード界に再び元気を!

『東北ラウンドフェス in 福島』

9月30日(日)に『社団法人日本ビリヤード協会東北支部 東北ビリヤード連盟』主催の基、福島県で『東北ラウンドフェスティバル in 福島』が開催された。

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写真は左から3位タイ・鈴木将志選手、優勝・小川徳郎選手、準優勝・金子洋行選手、3位タイ・干場修選手

この大会は東日本大震災で被害を受けた地域のビリヤード界を元気付けるために開催されたもので、東北は青森、岩手、宮城、山形、福島の各選手達に加え、関東から応援のために参加した12名のアマチュア選手達がプレーを披露。総勢72名のプレイヤーにより『ビリヤードライツ』と『ビリヤードシャイン』にて予選トーナメントが行われ、ベスト32より決勝シングル戦をビリヤードライツで争った。

協賛の『東北ペプシコーラ販売株式会社』、関西方面を中心にリフォームなどを行っている『株式会社ハンディーワーク』、『REI TIP』からはそれぞれ、『ペプシコーラ』1ケース(上位4名)やウォシュレット機器一式(当選者を抽選)、参加者全員に昼食・飲料、革製ティップシェーバ(REI TIP提供)などがプレゼントされ、会場のムードを盛り上げに貢献。

多くのプレイヤー達が凌ぎを削った大会は、東北の選手や同じ関東から参戦したプレイヤーを退け、世界プール選手権ジュニア大会で銅メダル獲得の実績を持つ小川徳郎選手の優勝で幕を閉じた。

東北を中心に、東日本に未曾有の被害をもたらした東日本大震災から1年半が経過したが、未だに被災地域周辺に暮らす人々の生活には当時から改善していない部分も多くみられる。そして、大きな被害を被ったのはその地域のビリヤード界も同様だ。こうしたイベントがその地に暮らす人々の笑顔が戻るまで、プレイヤーが心からビリヤードを楽しめるようになるまで、継続して行われていくことを期待したい。