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第16回全日本プロバンド選手権大会

10月21日（日）、東京都江戸川区の『ビリヤードヤマニ』を会場に、バンドゲームのナンバーワンプロ決定戦である『第16回全日本プロバンド選手権大会』が開催された。

今年の大会には、前回大会優勝者の田島啓介を始めとしたJPBF所属のプロプレイヤー16名が出場。50点ゲーム・4名×4組リーグ戦による予選、ベスト8からの決勝トーナメント共に、トッププレイヤー達による熱い戦いが繰り広げられた。

優勝の森はグランドアベレージが8.571、ベストゲーム賞（3キュー）、ハイラン賞（38点）も獲得する完勝！

その中で見事に優勝を果たしたのは、キャロムゲームを幅広くハイレベルにプレーする、日本屈指のオールラウンダーである森陽一郎。森は予選C組を3勝0敗、アベレージも出場選手中最高の7.142で通過すると、決勝トーナメント1回戦で江辺公昭を50-15、準決勝では小林英明を50-18で下して決勝進出。

森は、前回覇者の田島を準決勝で破って勝ち上がってきた高橋朋隆との決勝戦でも、8点、11点、20点とランを重ね、5キュー目に再び11点ランでフィニッシュ。50-13と高橋を圧倒しての見事な戴冠となった。

大会ベスト8。前列左から、優勝・森、準優勝・高橋、3位タイ・田島、3位タイ・小林。後列左から米山聡、田中潤、江辺、町田（5位タイ）

これで森は、今年行われたバンドゲームの主要タイトル「全関東」「全日本」「全日本プロ」を独占。「ワンクッション」ゲームとして国際競技大会の正式種目にもなっているバンドの、現日本最強プレイヤーであることを強く印象付けた。