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過去のニュース(2012年)

2012.05.13 トーナメント

またきた! 大井直幸がグランプリ優勝!

西日本グランプリ第3戦結果

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上位入賞4名(左から3位タイ・青木亮二、優勝・大井直幸、準優勝・吉岡正登、3位タイ・利川章雲)

5月13日の日曜日に大阪府高槻市の『ワラビー』で開催された日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)主催のランキング対象公式戦『西日本グランプリ第3戦』は、またまた大井直幸が優勝を飾った。まず先に試合外の話から入ると、今回は事前に告知されていたように、決勝ラウンドベスト16がスタートするまでの間はギャラリーを交えてさまざまなイベントが行われた。さまざまなゲームやトリックショットショーを楽しみ場内は爆笑の渦に。中でも飛び入りで曲球を披露した片岡久直プロは、巧みなトークも交えて、親交の深いギャラリーからツッコミをもらいながら"元祖トークマスター"ぶりをしっかりと印象づけた。

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トークやジャンプショットも冴え渡った大井直幸

試合の方は30秒ショットクロックの好影響もあってスムーズに進行。準決勝のカードは、タイムルールに背中を押された格好で技巧派ぶりを披露する利川章雲と、応援に駆けつけた奥様(由希子プロ)の誕生日を優勝で祝いたい大井直幸。そして明後日から『北京オープン(中国)』へ参戦する青木亮二と、トップスターの座に手が届きつつある吉岡正登という好取組に。ここでは大井が競り合った終盤にポイントをプレゼントされた形で、吉岡は3-3のスコアから4連取を決めて、それぞれ決勝戦へ駒を進める。ファイナルは意気込み十分の吉岡が引き締まった表情で挑んだが、キングの体に染み込んだ勝ちパターンを変えることは出来ず、大井が西日本グランプリ連覇を飾った。これで昨年から通算でグランプリ優勝率が75%に到達。いよいよ「打倒・大井」が西日本の合言葉として定着しそうだ。運営もプレーレベルも進化を続ける西日本グランプリ。その中で不動の王者として君臨する大井のスゴさと各テーブルで繰り広げる熾烈なバトルを、ぜひ会場に足を運んで見ていただきたい。