No.1 ビリヤードギアの基礎知識1
2024.02.01
ビリヤードの道具のことから様々なゲーム、さらには基本的なテクニックまで、ビリヤードの世界をわかりやすくナビゲートしていきます。
Basic Gear01 ビリヤードのボール
最近の手球は赤いドット入り。的球は黒を境に7色で色分け!
キューで撞く白いボールが「手球」です。英語では「キューボール(Cue Ball)」とも言いますが、今はこのように6ヶ所に赤いドット(点)が付いたものが主流です。このドットがあることで、ショットした際の手球の回転がよくわかるようになっています。
的球は1番ボールから15番ボールまでの15個です。1番から黄色、青、赤、ピンク、オレンジ、緑、薄茶色、そして8番が黒、その後はまた9番から黄色、青、赤、ピンク、オレンジ、緑、薄茶色でストライプの入ったボールとなります。これらのボールをゲームの種類によって使い分けることになります。
Basic Gear02 ビリヤードのキュー
バット&シャフトの2分割が主流。各部の名称もついでにチェック
キューとは手球を撞く棒のことで、現在のキューの多くは構造的にバットとシャフトに分かれます。この2つを繋いでいるのが金属や樹脂製のジョイントと呼ばれるパーツです。そしてシャフトには先端部に革製のティップ(タップ)が付いていて、ティップは木を保護するための先角(フェラル)に接着されています。一方利き手で握る方のバットには、糸や革で巻かれたグリップがあり、プレーする際にはここを持つ事になります。この部分が木のままのキューもあり、それはノーラップとかウッドハンドルなどと呼ばれています。