素材と技術とセンスで世界展開も進行中

●メーカー概要

バッグ会社のデザイナーからフリーランスになったことを１つのきっかけとして、その経験を活かして2015年にケースの製作をスタートさせた山田卓矢氏。その後数年で広く国内のプレイヤーから支持され、現在ではメイドインジャパンのケースメーカーとして幅広く知られている。海外への展開も積極的に行っており、フィリピンやアメリカ、ヨーロッパのトッププレイヤーも使用している。

国内では平口結貴がケースとグローブを使用中

●3secondsのこだわり

「ケースはビリヤードの道具の中で最も目立つアイテムであり、まずはカッコよくなければいけない」。これが3secondsの基本コンセプトの1つ。そのこだわりを持ちつつ山田氏は、本場アメリカとは違った日本の環境や時代の流れに合わせて、常に素材からデザインまで全てをアップデートさせながら、製品を「今」にフィットさせていくことを追求し続けている。

3secondsがいち早く採り入れたダブルストラップは今ではスタンダードに

●Web CUE’S ピックアップ！

3secondsは現在、キューケースだけでなく、グローブ、シャフトカバー、アパレルも手掛けている。その中で、初めて直接プレーに関わる道具として開発・製作にチャレンジし、2020年に販売を開始したのがグローブ。速乾性と吸湿性に優れた高機能素材の使用、独自の5本指構造など、既存のものとは一線を画したアプローチで形となったこの道具も、バリエーションを増やしながら、現在では国内外の多くのプレイヤーに受け入れられている。

最新の平口結貴モデル

3seconds 公式サイト