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第11期女流球聖は丸岡文子!

フルセットにまでもつれる激戦

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4月7日(日)大阪の『マグスミノエ』にて、女流球聖戦の最終戦『第11期女流球聖位決定戦』が行われた。フォーマットは挑戦者決定戦よりも1セット多い4セット先取。

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第10期女流球聖位・丸岡文子(左)、挑戦者・佐原弘子


定刻通り試合が始まった女流球聖戦。第1セットは7−5で丸岡が取り、防衛に向けて幸先の良いスタートを切った。しかし、続く第2セットでは、最終ラックで丸岡が残り2球(8、9)となったところで痛恨のシュートミスを犯してしまう。これを佐原が逃さず取り、7−6で第2セットを獲得した。ここから第3セットは7−2で丸岡、第4セットは7−6で佐原と、お互い1セットずつ分け合いセットカウントは2−2のタイとなった。

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そんな中迎えた第5セットは、4−4の拮抗したゲームから第9ラックを佐原が取り5−4。第10ラックは丸岡が犯した1番から2番へのポジションミスを、佐原が逃さず6−4。第11ラック、今度は丸岡が、佐原の1番から2番へのポジションミスによってチャンスを得る。丸岡は順調に2番から取っていったが、9番をまたしてもシュートミス。佐原はこれを縦バンクで沈め、7−4で佐原がセットを取るとともに、カウント3−2で女流球聖位に王手をかけた。

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後が無い丸岡だったが、第6セットは佐原が行ったセーフティ後の難球をことごとく決めるなど、終始リードを保ち、7−3。セットカウント3−3、女流球聖位の行方は最終セットまで持ち越しとなった。極限の緊張感の中、始まった最終セット。再び丸岡が序盤からリードを取り続け、6−1と突き放して勝利まであと1ラックとなった。しかし、その後は配置に恵まれない展開が多く、勝ちきれない状態が続く。この間に佐原が2ラック連取し6−3。

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昨年同様、応援団とともに喜びを分かち合った


第10ラックは丸岡が2番から取りきるかと思われたが、8番をシュートミス。佐原が穴前に残った8番を決めて9番へとポジション。しかし、佐原もやや角度のあった9番をシュートミスし、チャンスをふいにしてしまう。最後は丸岡が距離のあるカットを冷静に決めて試合終了。セットカウント4−3、フルセットの末に丸岡が女流球聖として初の防衛に成功し、2期目となる『第11期女流球聖位』の座に就いた。

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これで、第4〜7期女流球聖の佐原以来、4期ぶりに女流球聖が防衛に成功した。丸岡は試合を通して、ミスをしても屈しない強靭な精神力でフルセットを戦い抜いた。試合後はプレッシャーから解放され、表彰式では笑顔も覗かせた。

今年もハイレベルな試合で手に汗握る戦いとなった女流球聖戦。来週の13・14日(土・日)は、『第28期球聖戦 挑戦者決定戦』と『第28期球聖位決定戦』が、埼玉の『セスパ東大宮』にて行われる。球聖位決定戦には2018年最強アマチュア・喜島安広が登場する。この2戦をもって、2019年の球聖戦は全て終了となる。会場にお近くの方はぜひ、観戦に行かれてみてはどうだろうか。

写真提供:JAPA/On the hill!