WEB CUE'Sトップ > トピックス > Billiards 2024〜ビリヤードをオリンピックへ〜

カテゴリー

アーカイブ

CUE'S最新号

2019年09月号

偶数月4日発売
2019年09月号 8/3発売

詳細を見る

トピックス

2019.02.07 コラム

Billiards 2024〜ビリヤードをオリンピックへ〜

2024年パリでの追加種目候補入りへの動きが本格化!

pari07_main.jpg


プール(ポケットビリヤード)、キャロム、スヌーカーの主要3種目を統括し、『IOC』(国際オリンピック委員会)承認の国際競技団体(IF)でもある『WCBC』(World Confederation of Billiards Sports・世界ビリヤードスポーツ連合)が、2024年に開催されるパリオリンピックに向け、ホスト国であるフランスの『FFB』(French Billiards Federation・フランスビリヤード連盟)と一体となってビリヤードの追加競技候補入り目指して正式に名乗りを挙げたのが昨年3月のこと。

東京オリンピックでは追加競技候補に入ったものの、最終的には惜しくも落選したビリヤードであったが、その動きを引き継ぎ、さらに強化する形で、WCBSとFFBは3月以降、着々とパリオリンピック参加への動きを展開するための準備を進めてきた。『Billiards 2024』は、この流れの中で、世界に向けてより積極的にビリヤードをアピールするために起ち上げられたキャンペーンであり、それを実行する委員会だ。

そして追加種目候補入りを目指す活動が本格化してきたのが昨年末。まずは11月末にキャンペーンの第1弾として、開催地であるパリのランドマークの一つエッフェル塔を舞台に、Billiards 2024が主催し、プール、キャロム、スヌーカーのトップスターを招いてのイベントと、世界中からメーカー、プロモーター、メディアなどのビリヤード関係者を集めたカンファレンスが開催された。

pari07_4.jpg

11月のイベントに参加したトップスター達。左から、フロリアン・コーラー、ジェレミー・バリー、ショーン・マーフィー、ジャスミン・オーシャン


現在のBilliards 2024は、より広くビリヤードのアピール活動を展開していくため、Webページ、SNSを通じての発信をスタートさせ、活動を担う委員会も、プレデター社代表のカリム・ベルハジ氏、マッチルームスポーツのルーク・リッチーズ氏ら世界各国のメーカー、プロモーターをメンバーとした「アドバイザー委員会」、副会長であるジャン・ピエール・ギロー氏らFFBのメンバーを中心とした「執行委員会」、ジェレミー・バリー、トーステン・ホーマンといったトッププレイヤーが名を連ねる「エキスパート委員会」を設け、世界的に幅広い広報活動を開始している。

■Web:www.billiards2024.paris
■facebook:www.facebook.com/billiards2024
■Twitter:twitter.com/billiards2024
■Instagram:www.instagram.com/billiards2024

ちなみに、Billiards 2024アドバイザー委員会にアジアから唯一メンバーとなっているのが、1月29日のニュースで、マッチルームスポーツとパートナーシップを結んだことをお伝えした、『KAMUIブランド』を手がける『株式会社ENVISION』代表取締役の平岡正人氏で、氏によれば、すでに日本国内でもビリヤード関係者を中心に活動がスタートしているとのことだ。

pari07_hiraoka.jpg

世界は2024年を目指し動き出している(写真は昨年末に行われたモスコーニカップ会場。前列右3が平岡氏


また1月30日にはWCBSが、FFBとBilliards 2024との共催で、3月11日〜12日の2日間の日程でパリ近郊のロワシーを舞台に『World Team Trophy』を開催することを発表。このイベントはビリヤードが正式競技となる場合を想定した、プール、キャロム、スヌーカーの全てがプレーされるデモンストレーションともなるイベントだ。

パリオリンピックの追加種目決定のプロセスは、まず2019年の前半にパリオリンピック組織委員会がIOCに追加種目候補を提案し、同年10月のIOC総会で承認。その後、2020年東京オリンピックでの実施状況が検証され、12月のIOC理事会で最終決定される流れとなっている。

まずは追加種目候補入りを目指し、世界規模で展開中のキャンペーンとその動向については、今後も随時Web CUE'SとCUE'Sで紹介していく予定だ。

写真提供:Billiards 2024、株式会社ENVISION