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2018.12.01 イベント

スタートした新トーナメントがもたらすものとは

4Seasons Festival

11月18日(日)、Cクラス・ビギナープレイヤーを対象とした新トーナメント『4 Seasons Festival』が東京・三ノ輪の『Alvis』にて開催された。

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イベントには23名のCクラス・ビギナープレイヤーが集まった



このトーナメントはビギナー層にとって適切なレベルのトーナメントが非常に少ない現状、より多くのプレイヤーに試合の面白さ、新たなビリヤードの魅力を伝えることを目的として今回創設された。

第1回となる今回は、23名のプレイヤーがエントリー。「試合に出るのはほとんど初めて」というビギナーも少なくない。特に女性や若いプレイヤーが多く、よくあるビリヤードトーナメントとは少し違った風景となった。

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女性プレイヤーの姿が目立った



フォーマットも現在行われている多数のトーナメントとは大きく違う。まず種目はナインボールではなく、通常のナインボールをアレンジして「テーブル上にある番号の若い3球のいずれかを狙うことができる」というルールが加えられている『ファストナインボール』、それに1球1点のJPAルール方式を組み合わせて行われた。

また予選はリーグ戦、決勝に進めなかったプレイヤー向けにはミニトーナメントもあり、全員が5試合以上がプレーできる。ハンデ設定などはなかったが、つい最近始めたプレイヤーでも意気込んで会場に行ったら初戦敗退でがっくり、ということもなく1日トーナメントを楽しめたという訳だ。今回の出場者達からは「ルールが面白いし、他のトーナメントより初心者が多いから雰囲気が違うのも良い」という声が多数。

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優勝した羽鳥あゆみさん(Oops!)



また、試合進行についても通常のナインボールと違って進行が早く、ある程度事前の想定通りに進んだようで、待ち時間が多くなったり、進行が遅くなったりすることもなく、予定通りの時間で終わった。好評を集め、新たな試みは見事に成功だっただろう。第2回の開催は今冬に予定されている。

今回、この新トーナメントを企画したのはビリヤード場Alvisのオーナーにして、(公社)日本ビリヤード協会・普及指導委員、『楽しみながらうまくなる ビリヤード・ドリル』著者である関浩一氏。

「脱サラしてビリヤード場を開こうと思える業界にすることが目標です」と語る関氏は、現状のアマチュアトーナメント・ハウストーナメントのあり方に対して疑問を呈しており、自店のハウストーナメントをチャリティトーナメントにするなどの取り組みをしており、今回の新トーナメントもそのためのアプローチの1つ。

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関浩一氏



間もなく全国に届けられる『隔月刊 ビリヤードキューズ 2019年1月号』では4Seasons Festivalの様子を紹介するとともに、関氏による「ビリヤード場を元気にするために」という目標に基づく様々な思いをインタビュー。ビリヤード界の裾野を拡げる活動として、今回のトーナメントを一例にして新たな動きがより活発になることを願いたい。キューズ最新号は12月10日(月)発売だ。

Masato KITAMURA