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2018.11.05 トーナメント

青山和弘が初出場初優勝!

JPBAシニアオープン

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青山が現役バリバリのプレーを見せて初戴冠


撞球者たちの同窓会。2002年にこのようなコンセプトで始まった『JPBAシニアオープン』が、今年は64名という参加者を迎えて、京都市伏見区の『サンク』(予選は『Y'S』併用)において開催された。参加人数増加の背景には、関東地方や沖縄といった遠方からの出場もあったこと。そして過去最大のブームであった『ハスラー2』世代がシニア世代になりつつあることが影響していると見受けられた。

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決勝会場となった『サンク』


フォーマットはテンボールの6ラック先取。両会場で16人まで絞り込み、夕方にはベスト16の回転がスタートした。ここで好調ぶりが光ったのは徳島から参戦したJPBAの青山和弘。「地元のアマチュア選手が(この大会に向けて)『撞きましょう』と時間を割いてくれたので、期待に応えなければと思い集中して撞くことができました」という青山は、ベスト16で横田武、ベスト8で道川浩という歴代優勝者を倒して準決勝に進む。現在50歳で本大会の出場資格を得ての初出場。現役のプロらしい内容だ。

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今大会には遠方から多数のシニアプレイヤーが出場


一方の山では、兵庫のサウスポー・吉喜隆一が、こちらもまた現役感を漂わせながら階段を駆け上がり、準決勝では旧知の間柄と思われる徳石真一と対戦。和やかなムードの中で要所を決めた吉喜が勝利を収めて、決勝戦へと駒を進めた。続けて隣のテーブルで青山が、アマチュア2人をなぎ倒してきた元プロの立木利信を破ってファイナル進出を決めた。

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準優勝の吉喜隆一


決勝戦でも青山の好調は続き、取り切りマスワリを交えて3-0とスタートダッシュに成功する。ここで吉喜が1つ返すが、次ラックの②で青山がセーフティを決めてファウルを誘うと、今度は取り切りから2連続マスワリという、まさに「現役の球」で優勝を決めた。満面の笑みで喜びを表した青山は、「明日も仕事なので」と徳島への帰路についた。ちなみに青山は、伝統産業に携わる家業を継ぎ、代表として多忙な日々を過ごしている。

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大会ベスト4。左から3位タイ・立木、優勝・青山、準優勝・吉喜、3位タイ・徳石


16年前にシニアオープンがスタートした時は、参加資格を『45歳以上』と定め、江辺公昭(現JPBF)が第1回大会を制した。あの当時、レジェンドと言われた面々は16年の時を経てさらに深みを備え、「まだまだ先の話」だと思っていた世代が順番に"シニア"の仲間入りを果たしている。また本大会創設後に生まれた世代が、すでにジュニア選手として活躍を始めている。時を経たという実感を覚えつつ、シニアvsジュニアの対抗戦なども見てみたいと思う、そんな秋。

Akira TAKATA