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衝撃撞画 【一覧】

No.30 切り引き2

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ビリヤードはテーブル上で展開する物理学。通常では見る事のできないボールの動きやビリヤードの様々な現象をハイスピードカメラで検証していきます。

今回の映像は、前回に引き続き、主にアーティスティック競技で使われる、手球と的球が近接した状態から、手球に強烈な引き回転をかける極めて難易度の高いショット「切り引き」のインパクトの瞬間を検証したものだ。まず最初の映像は失敗時のもので、インパクト時に手球の右下を捉えたキュー先は、一旦手球から離れ、そのまま右下方向に進んでいった。しかし、的球にヒットした後に一瞬ストップした手球にそのまま追い付いてしまい、はっきりとした2度目のインパクトで手球を前方に押し出してしまった。次の映像は、失敗時から若干手球と的球の距離を離して撮影したもの。失敗時と同様のインパクトの後、僅かな手球--的球間の距離の差により、キュー先が右下方向に逃げる猶予ができたこともあり、的球にヒットした後に止まった手球の右端ギリギリをかするように通過している。厳密に言えばこれも2度撞きだが、人の眼で見た限りは、どう見ても一度のインパクトにしか見えないほど微妙なものであった。

撮影・監修:須藤路久

ビリヤード・インストラクターとしてこれまでに初心者を中心に延べ1000人を超えるプレイヤーを指導。その経験から得られた、有効性が確認されたビリヤードのエッセンスを、できるだけわかりやすい言葉で解説する、本誌の「Main Billiards Analyzer」。

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