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2016.06.06 トーナメント

土方隼斗、今季5勝目!

第28回ハウステンボス九州オープン

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今季は8戦中7戦で決勝進出。土方の勢いは止まらない


会場の、そしてネット配信を注視する誰もがそのブレイクを見て、「これは取り切り7連マス上がりか......」と思ったに違いない、8ゲーム先取の決勝、土方隼斗vs川端聡は川端のブレイクからプッシュアウト、パスで、川端が2番セーフティに行くもこれが見えて土方が取り切り。土方は6連マスで一気にリーチをかけ、7回目のブレイクも取り出しが見えた。期待・緊張・興奮。会場内は静寂に包まれた。

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川端との決勝でも圧倒的なパフォーマンスを見せた


6月4日〜5日(土・日)、『第28回ハウステンボス九州オープン』が、長崎県のアミューズメント施設『ハウステンボス』内特設会場にて開催された。優勝賞金が50万円に減額されたのは残念だったが、全国的な知名度を誇る会場での開催が昨年1回限りにならなかったのは喜ばしい限りだ。フォーマットは昨年同様、コールショットのナインボール勝者ブレイク。22台のテーブルが設置された会場に155名が参戦して、あいにくの雨模様を吹き飛ばすような熱い戦いが繰り広げられた。

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会場となったハウステンボス内の『タワーシティプラザ』特設会場


2日目の昼過ぎには『USTREAM』配信の同時視聴者数が600名を越えるなど、今大会を盛り上げた最大の立役者は何と言っても河原千尋だ。言わずと知れた日本の女子プロトップが男子を相手にどう戦うのか? 河原はそんな周囲の注目の中、初日に浜田翔介内垣建一を倒して見事に決勝日に駒を進める。

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女子のトップランカー、河原千尋が5位タイ入賞


河原はさらに初戦のベスト32で、昨年の覇者である東條紘典を撃破。続くベスト16では14年の関西オープンで一緒に表彰写真に収まった嶋野聖大に競り勝つ大活躍を見せる。近年、男子の全国ランキング対象試合に女子プロトップが参戦すること自体が珍しいので比較が難しいが、男子のトップに交じってここまで戦えるとは正直驚きだ。続くベスト8こそ栗林達に屈したものの、女子ランキング1位の実力が侮れないことを日本中に証明した河原、見事な活躍だった。13日から台北でスタートするアムウェイカップに向けて、好ステップになったことは間違いない。

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準優勝・川端聡


決勝に駒を進めたのは、過去に3連覇も経験し、一昨年の大会も制した川端聡と、初優勝を狙う土方隼斗の2人。土方は今年ここまでで既に公式戦4勝を挙げ、決勝進出はなんとこれで7回を数える。20歳近い年齢差がある2人だが、川端もベスト16で大井直幸を、準決勝で栗林達を倒しての勝ち上がり。ここまでの両者の戦いぶりを見る限り、勝敗予想は難しい。果たして......。

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土方の次戦は『東日本グランプリ第4戦』。この男の戦いは見逃せない


バンキングから30分足らず。ブレイクで一つ落とした土方は1、2、3番と落として行くも、土手撞きとなった4番を薄くとばしてしまう。遂に攻守交代。川端がどこまで追い上がるのかに注目が集まったが、川端この4番でまさかまさかの穴カタ。土方、難なく残りを取り切って、九州オープン初制覇&今季5勝目で大会を締め括った。果たして今年の土方はどこまで勝ち星の逃すのか? まずは前回優勝シードでベスト16から登場する、今週末(12日)の『東日本グランプリ第4戦』に注目だ。

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