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2019.11.05 選手情報

【第52回全日本選手権SP_Vol.5】JPBA男子トップランカー No.4

JPBAランキング4位:栗林達

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11月18日(月)より開催される『第52回 全日本選手権大会 寬仁親王牌』。長い1年の締めくくりである本大会は、国内で唯一にして最高峰の『SG1』グレードの大会で、頂点に立つことを誰もが一度は憧れ、夢見る舞台でもある。そこで今回は全日本の舞台で活躍が期待される男女JPBAランキングトップ5をご紹介していきたい。

9月末の時点で男子ランキング4位は2020ptで『褐色の超人』栗林達だ。福井県出身でプロ入りは'05年(39期生)。アマチュア時代には史上2人目となった同時期に球聖位・名人位を獲得など注目を浴びていた。これまで、国内戦のみならず、海外遠征も積極的に行い、'10年に世界の強豪が集結する『ワールドプールマスターズ』で準優勝、'12年に『世界国別対抗チーム戦』で大井直幸赤狩山幸男河原千尋とともに準優勝、'15年には大井とのペアで挑んだ『ワールドカップオブプール』で3位入賞を果たしている。

今季は優勝こそないもの『関西オープン』、『東日本グランプリ第7戦』、『北陸オープン』で準優勝、『全日本14−1オープン選手権』、『東日本グランプリ第3戦』3位タイと、コンスタントに成績を残している。

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ビリヤード界の"皇帝"ラルフ・スーケー(ドイツ)


『全日本』では'07年、'18年の準優勝が最高位。'07年準決勝の相手はドイツのラルフ・スーケー。"皇帝"の異名で知られている同選手は'96年に『ナインボール世界選手権』優勝、栗林が準優勝した『ワールドプールマスターズ』では通算6度の優勝など、数えきれぬ程の実績を持っている。しかし、いざ試合に入ると栗林は1−1から10−10まで、2点差以上離されることなく互角の戦いを演じた。そして運命の最終ラックは「大きな声援がプレッシャーではなく勇気に変わった」と、語っていたようにナイスショットを連発し逆転で勝利を収めた。

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"泰山神童"吳珈慶。今年も他を圧倒するシュート力で上位に勝ち進んでくるだろうか


決勝は当時無類の強さを誇っていた"泰山神童"吳珈慶に敗れ、惜しくも準優勝となった。それから約11年の時を経た'18年大会。再び栗林は決勝の舞台に上がった。対するは同じくJPBAの高野智央。準決勝では互いに海外勢を撃破(栗林はカルロ・ビアド、高野は柯秉中)し、23年振りの日本人ファイナルを実現させた。試合は6−6まで互角の展開を演じた。しかし、高野がそこから圧巻の6ラック連取を果たして優勝を飾り、栗林にとっては悔しい2度目の準優勝となった。

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栗林は再びこの地に立つことができるか


3度目の正直。栗林にとって今年の全日本はまさにこの言葉を実現させる為の大会だ。2度あることは3度あるとならぬよう、初戦から奮起して試合に臨んでもらいたい。観戦される方は大会期間中、栗林の勇気とパワーになるように大きな声援を送って頂きたい。