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2018.07.07 ジャパンオープン

【JOカウントダウン Vol.23】THE FINAL RACK その6

2017 Women's 9-ball Final

数々の激闘が30年間に渡って繰り広げられてきたジャパンオープン。JOカウントダウンでは、記憶に残るドラマが数多く生み出されてきたJOの決勝戦のファイナルラックを映像と共に振り返る「THE FINAL RACK」をお届けしているが今回はその最終回だ。2017年の男子に引き続き、今回は2017年女子決勝のファイナルラックを観てみよう。 2017年JO女子の決勝は20歳と18歳の対決となった。2016年にプロデビュー戦の関東オープンで優勝を飾った平口結貴と同じく2016年の北陸オープンで準優勝した台湾の范育瑄だ。それぞれ若手ながら堂々としたプレーでそれぞれ強豪アマ、トッププロを破って決勝の舞台に上がってきた。

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平口結貴


この年は男子のテンボール同様、女子のナインボールも1ラックダウンの7ラック先取で行われた。ファーストラックは平口が難球を取り切りながら初点を挙げる。第2、第3ラックは、お互いのシュートミスやスクラッチに引きずられる形で両者にミスが目立つ流れで展開した。しかし続く第4ラックでは、平口が悪循環を断ち切るような5-9コンビを決めてこれでスコアは2-2のタイとなる。

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范育瑄


第5、第6ラックはそれぞれ1点ずつ得点し、3−3でゲームは折り返しにさしかかった。この後もシーソーゲームが続くのかと思われたが、平口がそこからリードを取った。第7ラックは1番のセーフティで范のミスを誘って取り切り、次はエースで5−3に。そして第9ラックではセーフティ戦サイドバンクで制してそこから取り切り、3−3からの3ラック連取で平口は一気にリーチとなった。

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第10ラックの平口は、ブレイク後の視界は良好だったものの、プレッシャーからか手球をコントロールしきれず5番でセーフティを選択する。これが甘く残り、范が1点返して4−6。両者譲れぬまま第11ラックへと試合は進む......。



プロ2年目にして、大舞台で公式戦2勝目を飾った平口。これ以来優勝はないので、今年のJOの活躍にはファンの期待が高まっているはずだ。高い集中力ときれいなストロークを武器に2連覇なるか。