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2018.07.03 ジャパンオープン

【JOカウントダウン Vol.19】THE FINAL RACK その2

2015 Women's 9-ball Final

数々の激闘が30年間に渡って繰り広げられてきたジャパンオープン。中でも記憶に残るドラマが数多く生み出されてきたJOのクライマックス、決勝戦のファイナルラックを映像と共に振り返る「THE FINAL RACK」を前回のJOカウントダウンからお届けしている。2015年の男子に引き続き、今回は2015年女子決勝のファイナルラックを観てみよう。

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曽根恭子(左)と河原千尋(右)


2015年の女子の決勝は河原千尋曽根恭子の日本対決となった。それぞれ準決勝で郭思廷、前年のJO覇者・呉芷婷と、台湾若手プレイヤーを下して勝ち上がってきた2人は、共に2度目の優勝をかけて決勝の舞台に立った。

ナインボール・8ラック先取の試合は、ファーストラックは曽根が沈め、次ラックも8番まで順調。しかしレストショットの8番で薄くなってしまった9番インスクラッチで、河原にラックを献上してしまう。その後第2ラックから第5ラックまでは河原の3連マスワリでセットカウントは4−1に。次ラックも河原が取り切り、流れは完全に河原にあった。

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第7ラックでプッシュアウトをパスする冷静な判断を下した曽根がようやく 1点返して2-5。しかし、ここから反撃というブレイクで痛恨のスクラッチ、出番が回ってくるも6番フォローショットでのスクラッチで2-6。だが、ここで諦める曽根ではない。次の第9ラックでは河原のプッシュアウトから取り切って1点返し、第10ラックでは曽根にとってこの試合初のマスワリで同点まであと2点と迫る。

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勝負となった第11ラック、ブレイク後の取り出しは見えず、曽根はプッシュアウトを選択。しかし、河原も譲らずにしっかりとセーフティで返す。曽根はそれに対して2クッションで挑むも、僅かに当たらずファウルを喫してしまう。天を仰ぐ曽根、カウントは河原がリーチの7−4に、試合は第12ラックへと進んだ。



最後も見事なブレイクランアウトで河原が2013年以来2度目のトロフィーを手にした。7回ブレイクした中で、3回はプッシュアウト、そして後の4回は全てマスワリだったのだから、その精度の高さには優勝も頷ける。

次回は、こちらも日本勢対決となった2016年男子決勝、土方隼斗 vs 栗林達のファイナルラックをお届けする。