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2017.11.11 トーナメント

シニアプレイヤーNo.1決定戦、出場者は過去最多

第16回JPBAシニアオープン

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大会には過去最多の54名のシニアプレイヤーが出場


去る11月5日(日)に京都市の『サンク』(予選は『VAMP』併用)において、『第16回JPBAシニアオープン』が開催された。これは2002年に始まった、西日本を中心に50歳以上のプロアマプレイヤーが集うイベント色のあるトーナメント。近年は女子選手は年齢制限に関係なく出場できるようにするなど、公式戦とは少し異なる雰囲気で、往年の名選手たちが和やかなムードで試合を行う同窓会的な色合いが濃いイベントでもある。

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会場となった『サンク』


見どころは軽快な球の"こなし"。ひとたび形が出来上がると、ほとんどのプレイヤーがいとも簡単にサクサクと取り切っていく。ただしテンボールのブレイクや、遠い球などに関しては、年齢的な要素もあってか、なかなか「簡単に」とはいかない様子。しかし手球のコントロールに関しては「さすがベテラン」という場面が多く、球の動きを熟知する参加者たちの「意思が込められたショット」は見どころが多い。

今年は過去最多の54名の参加者を迎えた。中には今なお現役の選手の顔も見られたが、圧倒的に懐かしい顔が多く、今回はJPBAを引退して10年以上経つ大橋清孝元プロの顔もあった。まだ復帰して日は浅いということであったが、こうしたカムバックは『ビリヤードの魅力』をあらためて示すものだと感じる。

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女子選手が出場できるのもこの大会の特徴の1つ。夕川景子はベスト16に進んで存在感を見せた


さて、テンボール6先というフォーマットで行われた試合の方はというと、今年も女子選手は奮闘を見せて、夕川景子土屋純子の2名が決勝シングル(ベスト16)に進出を果たして現役の存在感を見せる。さらに揃ってベスト8へと進んだが、ここで揃って3-6のスコアで敗れて終了。だが全日本選手権に向けて、大先輩の球から収穫を得た様子だった。

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準優勝・鳥居孝義


そして決勝戦は横田武(JPBA)と鳥井孝義(SAI・兵庫)のカードに。ご存知の通り、いずれも現役の一線で活躍中の選手。この日、一日を通して冴えたショットを披露していた横田が「疲れた」と疲労を口にしつつも、今なおプロツアーなどで活躍を続ける現役プロの意地を見せ、6-4のスコアで4年ぶり3度目の大会制覇を果たした。

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現役ツアープロの貫禄を見せて優勝を果たした横田武


プレイヤーの高齢化が囁かれる業界において、この大会はまだまだ伸びていきそうな気配がある。来年には数多くの現役プロ選手を抱える世代が対象年齢になることもあり、更なるレベルアップもありそうだ。『60歳以上』や『70歳以上』といった新たな年齢カテゴリが誕生する日も遠くないかもしれない。最近、ハスラー2世代の復帰が増えてきているとよく耳にする。この大会を目標に、今一度練習に励んでみるのもよいのではないだろうか?

Akira TAKATA